骨折か

左手が動かない、肘が曲げられない、力が入らない状態だったので、素直に病院に行ってレントゲン写真を撮っていただきました。これで肘が砕けているとブログのネタになるなあ、と秘かに思っていたんだけど、「どうもなってないですね」という先生の力強いお言葉を聞く前から、写真見て「折れてないじゃん」と素人にもわかりました。

ブログネタにはならなかったものの、万が一折れていたらシャレになんないことになっていたので一安心。折れてないことがわかった今でも、なんせ肘が曲がらないんだから、本を読もうにもページがめくれない。着替えもどえらく時間がかかる。当然カメラなんて構えられない。

今朝は肘は多少曲がるようになったので、両手でキーボードを操作しているが、左手のスピードがのろくてまどろっこしいったらない。
それもこれも大酔っ払いしたせいだ。
私は阿呆だ。
前からわかってたんだけどさ。

全快にどのくらいかかるんだろうか。
早めの回復をお祈りしています。

骨って折ったことがない。
小学生の頃、よく骨折る奴がいてギプスつけてると「カッコええ」とうらやましがられていた。本人もその気になって、痛かった話をするもんだから、もう妬ましくなってくる。痛かった話は妙に盛り上がりますね。「俺も昔やんちゃやっちゃっててさ」と同じような感じなんだろうか。

私も痛かった話には事欠かなくて、何時間でもお話しできるんだけど、バカバカしい話はたまに挿入するくらいにしないと、心の底から軽蔑されそうな気がするので、痛い話はとりあえず今日で終えます。また書きます。

これで終わりじゃつまらないんで、ひとつだけ。
私は足をよく挫く、捻挫です。
ちょっと痛いな、くいじゃなくて、歩けねえよ、くらい痛くしてしまう。J-WAVEの中の微妙な段差に足をとられてしばらく杖をついたこともある。あれだけ人が出入りしている場所でそんなことになったのは私一人だと思われる。
基本的に足元不注意の人間なのである。

階段から落ちる。
一度はエスカレーターで別のことに気を取られていて、最後の一段を間違えてしまい、一段でそんなになるか普通、というくらいひどいことになった。倒れたまま動けなくなって這って地上に上り、タクシーで病院へ直行した。骨は折れてませんでした。

父親の法事から帰ってきて、東京駅で携帯をチェックしながら階段を下りていたら、落下した。
あんまり派手に落ちたので、その時は何人もの親切な方が「大丈夫ですか」と声をかけてくれた。日本も捨てたもんじゃないよ。
全然大丈夫じゃなくて、全身を強打したもんだから、しばらく倒れたままの状態で全く身体が動かせなかせず、絶対に3ヵ所くらい骨折したと確信したのだが、「恥ずかしい」という言葉しか頭に浮かばず、倒れたまま「大丈夫です」と返事をしていた。
そのまま10分くらい這って人様の邪魔にならないところに行き、呼吸を整えた。動こうにも動けないんだけど、それでも時間かけて這ってタクシー乗り場まで行ったから人間って凄いね。ああいうときは駅員さんにヘルプをお願いしてもいいもんなんだろうか。いやー、できないな。

夜だったんで、翌日病院に行ったら、「またですか」という顔をされたので「またですよ」という顔をしてやった。レントゲンを撮ったら「大倉さん、足の骨が欠けてますよ」と驚きの宣告。
本当だ、小さい骨があらぬところに。しかし、これはどうしようもないそうで、普通に湿布をして、グルングルンに包帯を巻かれて帰った。今はもう痛くないんですよ。先生、僕のあの骨はどこに行ったんでしょうね。
何ヵ所かそんなところがあると思ったのだが、他は全てただのひどい打撲だった。

ポキンと骨が折れたことがないのがなんとなく物足らないが、これまでのケガをまとめると骨3本くらい折れてる勘定になるから、まあいいか。

そんなことで、明日からは痛いと書きません。
痛みに耐えながら頑張ってるなあ、と感心してください。

ロンドンでは一度もエスカレーター、階段から落ちたことがない。あちらはエスカレーターが木製なんでひどい怪我をすることはないように思います。