2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

007 スカイフォール

私がここで押し付けがましく「すんげー面白いよ」と言わなくても、見に行く人は行くだろうし、行かない人は行かないんだろうけど、私のプッシュで3人くらいの人が行ってみようかな、と思ってくれるとなんとなく鼻が高いのでよろしくお願いします。たまに試…

ネパールでイスラム教徒の祭にたどり着く その3

村のはずれの広場にやってきた。 ただ、そこらじゅうが広場みたいなもんなんで、特別な設備は一切ない。普段そこで運動会をやっているわけでもなさそう。ただただ広い。東京ドーム一個分まではないけど。家の数も見たところ限られている村にすごい数の人間が…

ネパールでイスラム教徒の祭へたどり着く その2

私を案内して自分の家まで連れて来てくれたのは、 アルンという背は低いががっちりした体格の30代のいい男である。名前もわからない駅で降りるとアルンは歩いてもほんのすぐのところだと私をグイグイ先導してくれる。 歩いてもといってもリキシャも何もない…

ネパールでイスラム教徒の祭りへたどり着く その1

ネパールはかつてはヒンドゥー教を国教とする唯一の国でありました。 宗教はヒンドゥー教徒が約82%、それから仏教徒約11%、いくら調べても内容がわからないキラット教徒が3.6%。で、イスラム教徒が4.2%、キリスト教徒は0.5%。 これでヒン…

心穏やか過ぎ

1998年 函館みんなが一度は試してみる杉本博司の写真の真似。 テレビつけると選挙でバカどもがうるさくてしょうがない。 あまりにもあほらしくなるとこんな心境になる。

「その夜の侍」と「HICK」

「その夜の侍」は17日から公開されていて、「HICK」は昨日から。 全く肌合いの違う映画であるが、映画を見たあとの舌の上にザラザラ感の残った印象は非常に似ている。簡単にひとつの言葉でくくってしまうと誤解が生じるが、誤解していただいてもかまわない…

柔らかいものが強い

2008年 カンボジア シェムリアップ タ・プローム

年賀状嫌いの女

私が風邪で伏せっている時に電話が鳴った。 「あ、大倉さんですか?すっごくくだらないことなんですけどいいですか」 「北海道の蟹を今格安でお分けしているんですが」とかいうのではなくて、普段お世話になっているアートディレクターからだったんで、また…

誰も立ってはならない

1998年 ベトナム カントー

書きたくないシンドロームの原因

風邪を引いていた。 どうもこの1週間くらい体がだるい、眠い、時々喉が痛い、ということが続いていたのだが風邪だったとはなあ。私は自分がダメ人間であることは自覚していたが、ダメ人間+風邪では逆らえない。 今朝起きて、本気で喉が痛いことが確認でき…

海が見たいわ

「小説熱海殺人事件」では山口アイ子が大山金太郎に「海が見たい」と言った。そして浜辺で金太郎に殺されたことになってしまう。 それはどうでもいいんだが、こう気持ちがだれていると申しますか、書くことはたくさんあるんだけど、それを転がしていくパワー…

行き詰る日

このブログを読んでくれている長年の友人から、今の調子と内容で書いていたら1年で行き詰ると思うよ、と忠告されていた。 私もそんな日が来るだろうと思っていた。 だって無茶だもん。すでにブログページのプリントアウトのファイルは10センチの厚さのも…

「野合」を使うな

衆院解散が決まってよかったね。 どれだけいなくていい議員が多かったかがよくわかりました。 バカが誰だかはっきりしてまいりました。 政治家として残していい人間のほうが少ないことが明らかになりました。 いいじゃん。 そうは言っても、馬鹿馬鹿しくなっ…

会田誠展:天才でごめんなさい

タダで見たかったわけじゃない。 どうしても早めに行って「見た?見たほうがいいよ」と威張りたかっただけなんだが、颯爽とチケット売り場に詰め寄り「会田誠展お願いします」と丁寧にチケットを求めたら、綺麗なお姉さんが顔をよじらせた。当惑している。ど…

ふがいない僕は空を見た

昨年の本屋大賞で2位だったんだけど、全くノーマークでちょっと驚きました。 読んでその内容にまた驚き、本屋さん、よく読んでるわ、さすがだわ、と感心しておりました。 タイミングが合わずBOOK BARでは紹介できなかったんだけど、原作は高校生の微妙な心…

むつみ村のお祭り その3

そんなわけで、私はシシ鍋を食い、いきなり哲学的瞑想に入ろうとしたのだが、状況がそれを邪魔をする。すでにお腹が一杯で晩飯が食えなくなったらどうしようと心配していたにもかかわらず、むつみ豚の串刺しを郵便局の方々が焼いておられる。山口は魚という…

むつみ村のお祭 その2

私がむつみ村としか書いていなかったので、おそらく99%の方が「むつみむら」と読んでいるだろうな。私もそうだといいなと普段から思っている。 しかし、現実は厳しい。 「むつみそん」が正しい。どうして「むつみむら」じゃないのかしら。 こっちの方がか…

むつみ村のお祭り その1

タイミングよく萩市のむつみ村での出来事を書こうと目論んでいたが、目論んでいるうちにどんどん古い話になってしまうことに気が付いた。お祭は11月3日のことだったのにすでに10日以上経過している。最近の大倉のブログは田舎話ばかりでもう少しとんが…

床屋は下関が発祥の地

しばらく理容室に行ってなくて、ヒゲは伸び放題、ハゲに見えるが実は雑木林状態の頭の毛がピョーンピョーンとパラパラ立ってしまい自分でも鏡を見て、これじゃ「禿山の一夜」じゃなくて「禿山の幻」だな、かなりの確度で浮浪者だな、と思っていた。 思ってい…

黄金を抱いて翔べ

うわっ!もうびっくりした。 すごい映画に当たってしまった。 最近の日本映画にこんな緊張感のある作品なんか期待していなかったんで、いきなりぶちかまされてしまい、全てのシーンを目に焼き付けたくて、瞬きを上映中一度もしなかった。公開されて1週間ち…

間違ったことをしたら、ごめんなさい

って教えられたんじゃないの?この日本では。 「イギリスじゃ間違っても謝っちゃダメだって教えるんですよ」とロンドンにいたころ恵子さんが娘さんの学校のことで嘆いていたが、日本は偉い人が「ごめんなさい」って言えないようだな。 どうにかして教育しな…

ザ・レイド

下関には映画館が一軒だけある。 駅前のビルの中にシアター・ゼロという志高く命名された2スクリーンの小屋なのだが、今やそこも風前の灯。以前はこれをまあよく下関で、と感心するラインナップだったのだが、今ではこんなん掛けてどうすんだろう、と頭をひ…

下関レポート その5 実家におけるポルターガイスト現象についての考察、の続き

実家から帰ってきたら、「あーんな区切りのいい終わり方でカーソルが動かなくなった、なんちゅーのは通らないんじゃないの」と人を信じることができなくなったかわいそうな人がいたが、本当なんだから仕方がない。文章の途中で終わってしまったままアップす…

下関レポート その5 実家におけるポルターガイスト現象についての考察、についての言い訳

飛行機の中で原因不明のこれまで経験したことのない頭痛で頭を抱えたままになり、CAさんがとても親身になってくれたことに感激しながらも、重い荷物を抱えて帰ると、とんでもない数のメールが未読で残っていて、そんなものと格闘していたら、「あー、ポルタ…

下関レポート その5 実家におけるポルターガイスト現象についての考察

先週、実家に戻ってからこの家では妙な音がすることに気がついていた。 突然家中が鳴るような音が響き渡る。 何者かが潜んでいるような気配。 私が寝ているのは昔父親が使っていた部屋。今はどこにいるのか知らないが、とっくに亡くなっている。 父親が見守…

下関レポート その4 檸檬の木

すっぱいのは嫌いだが、喜ばれるのはとてもうれしい。 あんなに喜んでいただけるとは予想だにしていなかった。実家の庭には相手にされなくなってしばらくたつ檸檬の木が一本だけ植えてある。植えて3年になるらしいが、去年まではほんの少しだけ檸檬の実がな…

さようなら、むつみ村

今日は本格的に時間がない。 下関に戻るからだ。 むつみ村に居続けると私は豚になってしまう。 耐えがたいを耐え、私はむつみ村を後にするのである。ここは何でもおいしい。 むつみ村のことは話のネタが山のようにあるので、写真とともに今後書き出していく…

今朝のむつみ村の気温

1度。

一休み

下関レポートがどうにも人気がない。 書いてることがこなれてないんだよ。 どうも旅先だと他にすることが多くて、時間がかけられないので私が読んでもえーちゃら加減な文章だなと思うよ。 猛省を促したい。旅先レポートってのはどうなの。 「あーら、時間が…

下関レポート その3 彦島旅情

下関には島がある。 巌流島があるが何もないらしい。行ったことがないので何とも言えない。 何故そんな場所で小次郎と武蔵が勝負することになったんでしょう。 本を読めばわかるんだろうけどね、バガボンドは今どのあたりなんだろう。帰ったら漫画喫茶に行っ…