ANIMAL KINGDOM

私は映画のことをよく書きますが、映画評ではありません。
映画評のつもりならもっと気合入れて、一貫した内容にします。

もうひとつ言えば、皆さん、映画の内容や監督がどうしたとか、あの役者が何に出てたとかいう記事、面白いですかね。私はたまに雑誌を手に取ってしまった時には、映画評があると必ずページを飛ばす。あらすじだとか、人がどう思ったかなんて絶対に知りたくないもん。
評価は俺が決める。

このブログでは見た映画のことしか書きません。当たり前か。
私が面白かったという映画しか取り上げません。あれはカスだったとか、二度とこの監督にメガホンを握らせてはいかん、とか絶対に書きません。辛口の映画評が好きな方は、その類のブログを御覧になってください。

キネ旬のことを書いたときは、少し興奮して鼻息が荒くなってしまいました。ごめんなさい。
もう一度やったら、また謝ります。

それから、私が映画のタイトルをそのままブログタイトルに入れていても、必ずしも映画の話になっていないこともあります。話がずれていくのが自分にもコントロール効かないんです。ちょっと意図的に読めるときは、ばれてるよ、と思っていただいてもかまいません。

ほら、もうタイトルと関係ないことで、こんなとこまで来ちゃった。

「アニマル・キングダム」は明日公開の映画。オーストラリア映画です。オーストラリア映画ってよくあるようで、そんなにないよ。昨年、試写で見て、危うく昨年のベストに上げそうになり、あせりました。

「どういう映画なんだか、わかんねえなあ、寝ちゃうぞ」と思い始めた頃から背筋が寒くなってきた。クライム・ストーリーなんだけど、アメリカ、イギリス、フランスのものとは全く雰囲気が違う。異常に静か。そのせいかどうかわからないが、主人公に過剰に感情移入してしまう。
こんな話よく作ったな、と感心していたら実際ににあった話を基にしてるっていうから、またびっくりしたぜ。見た後すごく消耗しますが、もしかしたら今年のベストかもしれないから絶対にチェックしといたほうがいい

この映画はあちこちでたくさん賞を取っているんだけど、そんなことはあまり関係ない。
試写に来た選ばれし者だけに配られるパンフレットに、タランティーノが選んだ２０１０年のベスト２０が掲載されている。「アニマル・キングダム」は３位。こっちの方が説得力あるでしょ。
ちなみにタランティーノが１位にランクしたのが「トイ・ストーリー３」。阿呆なのかも。「キック・アス」が１１位だよ。俺も大好き。

オーストラリア、行ったことない。写真がない。また今日も無理やり貼り付けますが、ちょっとこんな感じの映画です。

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