ヤング≒アダルト

この世で一番美しいのは誰?と鏡に聞いてみりゃ、シャーリーズ・セロンアシュレイ・ジャッドと答えるに決まっている。日本の方々も大変美しいのだが、進駐軍に毒されてしまってからやっぱり外人さんは綺麗だな、と刷り込まれてしまった。

そういえば、外人ってのは使っちゃいけないんだってね。外国人が正しいといわれて、その通りとしか言いようがなくて、すぐに普段使用するに当たっても、外国人で統一しました。
ときどきイギリスの友人から「俺たち『ガイジン』は」とメールに書いてくるので、よほど恨みがあるんだと思います。外国人が正しい。

たまたま、現在は白人二人になっているが、インド人になったり、ネパール人になったり、ベトナム人、中国人、韓国人、アラブ人だったりもする。
そうすると進駐軍関係ないか。
日本人にもとても綺麗な方いらっしゃいますね。小学生の頃は加賀まりこしか目に映らなかった。20年前は鷲尾いさ子だったなあ。

この映画は綺麗なだけのアホ馬鹿間抜け女が、突然故郷に戻って昔の栄光を振りかざし、女王様気分を取り戻そう、というときどき出会うストーリーなんだけど、シャーリーズ・セロンがその馬鹿女を演じると、物語に深みが出て、スクリーンにきらびやかさが爆発するのが不思議だわ。

美女は何をやっても許されんのかな。
綺麗な人は心も綺麗と思ってしまう私なんかは結婚詐欺に一番引っかかりやすいタイプだろう。シャーリーズ・セロンは私の調査によれば、現在はパートナー不在である。
「今、あなたと一緒に住むために日本に引っ越す段取りをつけているんだけど、500万円すぐに必要なの。たまたま持ち合わせがないんで、1週間だけ貸してくれないかしら。来週にはこの映画のギャラが振り込まれるから」と彼女がテレビ電話で頼んできたらすぐに振り込むな。
私は「一般の方」なんだけど、それでマスコミに大騒ぎされても全然かまわない。
「あなた騙されてますよ!目を覚ましなさい!」と怒鳴られても絶対目を覚まさない。

と、で、彼女いくつだっけ。
36じゃん。
もう私とピッタリの年齢じゃなくて?

妄想大好き。
これで一時間は過ごせるな。

映画は94分。キュッとうまくまとめてある。
「感動のヒューマンドラマ」かどうかは知らないが、美女好きは絶対に見といたほうがいい。
下手するとアカデミー賞取るかもよ。いやほんま。

明後日、公開。

原題は「Young Adult」なんだけど、何故邦題に≒マークを入れたのかは不明。

このお姉さんは上海のカラオケ屋さんで働いていた18歳の方。ちょっと私には若すぎたが、とても可愛かった。