悩ましいブログ
いろいろ思うところがあって1月1日から毎日ブログを書いている。そのうちこうして書いている意味が見つかるはず、だったんだけどなあ。
書き始めるとどのくらいの人が読んでいるのかが気になり始める。誰が読んでいるのかは不明だけど、アクセス数とページビューは分かるんですよ。そうすると業の深い人間なので、書いている意味は?とかすっかり忘れちゃって、どうすれば数が増えるが第一義になってくる。自分が怖いわ。
昨日は風邪の根絶を目指す日だったんだけど、フェイスブックと合わせてみるとどうなるか、「いいね」ボタンをつけるとすごいことになるかしら、カテゴリー分けをすると読みやすくなるわね、とかいじりまくっていた。その行為は餓鬼の如く、欲望のための欲望で私の魂は真っ黒になっていた。
ふん、しかし、これでブログを書くという行為の一端が見えた。
理趣教じゃないけど、「六根清浄」である。
欲望を肯定してこそ、我は仏に近づくのである。
真言立川流についての本は学術書から、伝奇ものの小説までたくさんあるけど、後醍醐天皇を中心にして書かれている黒須紀一郎の「婆娑羅太平記」という六巻組みの長編が面白いですよ。
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ともあれですね、色々やってみた。ほら、右側にカテゴリーがあるでしょ。上から2番目の「個人的昔話 社会・政治・経済」とあるのは、もうお気づきでしょうが間違えて入っちゃったもので、あそこを押しても何も出てきません。消そうと思って七転八倒したんだけど、そのままになってしまっている。
そのうちどうにかなるでしょう。
お暇な時に色々押してみてくださいな。
各記事の下には「いいね」ボタンをつけましたよ。
これまで、「いいね」を押すと何か悪いことが起こるような気がしていたんだけど、この際何でもやってみようと思い、悪魔の誘いに乗ってみた。結果はどうなんだろうと思って今朝ワクワクしてチェックしたら、何かすごいことになるかもと押した私と、どなたかわかりませぬが心優しい方の二人だけ、じゃなくてお一人だけ。
うーん、あまり効果ないみたいね。
今日のブログ、結論分かってるんだけど、もう少しだけ。
このブログとフェイスブックを同期させることにしてみたら、これまで書いたのがジャンスカ向こうにアップされていて、恥ずかしいったらありゃしない。「なに、これ、一網打尽にしようって魂胆?」ってメッセージがひとつ。
ロンドンのイギリス人から、「何が書いてあるのかさっぱり分からないけど、一面おまえの顔写真だらけになってるよ」と教育的指導が入っていた。
前から思ってたんだけど、自動翻訳機って全く進歩して無いね。他のものは付いてけないくらい先行っちゃってるけど、翻訳は純粋アナログ作業じゃないと無理みたい。試してみたらしいけど、ほにゃららだったらしい。
というわけで、昨日の努力はほぼ水泡に帰したようで、また地道にやっていくしかないことがわかりました。それでもやめませんから、是非これからもお付き合いください。
私はインドの牛のようになって、てこでも動かん。