体調崩したような

取材旅から帰ってきて、なかなか体調が元に戻らない。

少しお腹が緩くなっていたのは回復した。具体的に言っても、楽しくない人が多いのでやめておこう。

問題は風邪?

昨日は朝6時に起きて、バリバリ仕事をしまくって夜9時半くらいに打ち合わせが終わり、飯を食いに行った。そこまでは調子よく来ていた。
どうも鼻水が、クシャミが、喉がというくらいのことではあったが、飯をうまいうまいと食いまくり、「大倉さん、ワイン、もう一本いきますか?」といかないですよね調でお金を出してくれる方が親切に聞いてくれたので「当然いくでしょ」と胸を張って答えたあたりで道を踏み外していたような気がする。

ビールに始まり、腹減ったもっと食わせろ、で、ワインをダーっと流し込み、調子こいていた。
気がつくと12時を回っていたので、ダッシュで地下鉄に走り、最終電車に間に合ったのだが、乗換駅で私の駅方面の電車は終了しました、と告げられた。がっくりきてそこからタクシーで帰った。

あの乗換駅でもう電車はありません、というのはやめてくれないかな。乗り換える人がいることを想定して、そこまでは電車を走らせといて欲しい。しかし、そうすると論理的に考えれば、いつまでも電車は走っていなければならなくなる。そのくらいのことは私でも分かる。でも、10時近くから飯を食い始めた人間には辛い仕打ちだよ。石原君は知事になったとき、東京を眠らない町にする、24時間電車を走らせるって言ってなかったかなあ。

取材旅の直後、鼻風邪と診断されていたのが、一昨日から鼻水が止まらず、クシャミまで出始めたので、再度病院に行って「すぐ治る薬ください」と頼み、薬を飲んでいる一応病人であることを忘れていた。

私の場合、そういうことがよくあるので、今回のこと自体も特に問題視はしていないのだが、問題視したいのは、今朝の私の状態である。

調子がよければ「俺様の不死身な様を見よ」で結構格好良かったりするんだけど、朝からしぼんだ朝顔のようになっている。

頭痛いし、喉も痛い。気管支までむずむずし始めている。

昨日の打ち合わせの確認電話が入ってきて「大倉さん、スパスパタバコ吸ってましたね」と言われて、思い出した。吸ってた。
普段全く吸わないから、気管支がおかしいんだ。

薬をもらった病院で、「どうも花粉症のような気もするんですけど」と申告したら、「今はヒノキの花粉が飛んでますからね」とのこと。スギ花粉の時期にはアジアにいてクシャミの一つも出ないし、鼻水とも縁がなかったのに、このざまである。

都会に戻ると、都会人であるため、都会の都合に合わせてしまう私だ。

風邪なのか、ただの花粉症なのか分からないが、体がだるくてどうにも動けない。

何かすごく楽しく遊ぶ予定でもあるとすぐ元気になるような気がするんだが、楽しい仕事はあっても、楽しい遊びの予定がない。楽しい遊びが仕事になっているからである。こういう時は楽しくない仕事のほうが回復が早いんじゃなかろうか。

楽しくなかったときの写真を探したが、よく考えたらそんなものがあるわけがない。
仕方ないからロケでアルプスに行ったときの写真をどーぞ。