となると代表選挙ってなんでやんの

原口君が民主党の代表選に出ています。
出ることについて党内で手続きができているのなら、民主党員でない外部の私があれこれ言うのはお門違いである。
はい、じゃ、これでOK、とならないのが、私の率直なイチャモンである。
どこから手をつけますかというほどの問題がゴチャマンとあり、誰が何言ってんだかわからない状況で原口君がテレビに出て話したことは、代表選に意味があるのかどうか脳みそがねじれてしまうほど不可思議なことでございました。

原口君は「代表選の結果次第では離党もありうる」とのたまった。
これ選挙の本質から外れてないですかね。
私は民主党の支持者でもないし、そこまで心配してあげる必要もないんだけど、これも「選挙」であるということを考えれば、簡単には聞き逃せなくないすか。

「自分が選ばれなけりゃ離党、とは言ってない」という言い逃れ方もあるんだろうけど、代表選挙ってこれからの民主党のリーダーを決める選挙で、決まったことには従うという前提がない限り、「気に入らないことがったら俺はやめちゃうからね」じゃ、選挙にならないんじゃない。
選挙は脅しの道具かよ。

政界再編やるって言うのなら、何回やってもどうにもなってないけど、やってくれよ。
もうすでに維新の会に意気揚々と流れていった民主党自民党みんなの党の方々もいるじゃない。馬鹿丸出しなんで、総選挙で勝てるかどうかわからないけど、とりあえず「維新八策大好き人間」たちが集まったって本人たちが言ってるんだから、そういうことにしておいてあげてもいいよ。
ある意味「代表選挙で思い通りの結果にならない場合は離党する」という馬鹿と比べりゃ、どっちかというと「代表選前に見切りつけました」という馬鹿のほうがまだましかもしれないと思っちゃうけどね。

原口君は橋下市長と強いパイプがあるって言うのなら、「ずっと一緒だよ」ってもう仲間になってたほうが傍から見ている分にはすごくわかりがいいんだけど。

私は言っとくけど選挙には慣れてるからね。
小学校の時から学級委員ずっとやって、児童会長にもなっちゃったりしたんだから。
あれも選挙があるんだよ。
顔から火を噴きそうなくらい恥ずかしい話をしているけど、選挙演説とかもやったんだぜ。
何言ったんだっけな。
「私が当選した暁には、トイレにウォシュレットをつけてもらいます」とか気の効いたこと言わなかったけな。

一度目は中学で同じバンドのドラムをやることになった津田君にこてんぱんに負けてしまい、人望のなさを露呈してしまったのだが、後期にまた立候補しちゃった。なんであんなもんになりたかったんだろう。
ちょっとかっこいいとでも思ってたんだろうか。今から考えりゃ、スゲーかっこ悪かったのに。
この後期の選挙は楽勝で勝てると思っていたら、これまでそんなそぶりを全く見せていなかった頭の切れる女子が対抗馬で立ったんですよ。きりっとした美少女だった。名前が思い出せないなあ。内田さん?違うかなあ。

あとから立候補宣言したほうが印象が強いから、こりゃ負けるな、と気落ちしたのだが、俺は偉かったよ「負けるようなことがあったら、学校辞める」とか言わなかったもん。大昔の小学生でもそれくらいのことはわかっていたんだよ。わかるか馬鹿の原口。
それくらいの覚悟で選挙戦を戦い抜いて私は児童会長になりました。何をやったかさっぱり思い出せないんだけど。確か副会長には対抗候補だった美少女になってもらい、というか先生がそうさせたのかもしれないけど、一枚板の執行部を作ったよ。しかし、本当に何やったんだろう。

いい加減に小学生くらいでもできているくらいのことはやってくれよ。
見ているだけで気分悪くなるんだよ。

高校の時に親友の藤井が生徒会長に立候補して「制服廃止」の公約を掲げ、かなり立派な選挙選を繰り広げたんだけど、立会い演説会でギターを持って舞台に上がり、夏木マリの「お手やわらかに」をがなり倒し、討ち死にしてしまった。あれは歌いたかっただけなんじゃないかとの憶測も呼んだが、面白かっただけずっと良かった。

原口君、君も「お手やわらかに」を歌え。
そしたら私の操り人形のように思えて、私だけは満足するから。

何度か書いた気がするが、ネパールでは民族対立、地域対立、思想的対立が複合的に交錯していて議会では何も決まらなくなってしまっている。連立を組んでも妥協できなくてすぐに離脱政党が出てくるので、前に進まない。
写真は南部に広がるタライ平原の東に位置するジャナクプルからインドのビハール州ジャイナガルまで29kmだけネパールで唯一走っているの鉄道の中で撮ったもの。このときのことはかなり面白かったので別の機会に書くが、インドにつながっているということからもわかるように、この地域にはインド系住民が多く、自治あるいは独立を求めてたまに暴動が起きたりしている。