レ・ミゼラブル

2時間40分の映画で2時間オッサンが泣きっぱなし。
嗚咽をこらえるのに大変苦労いたしました。
これを滂沱の涙というんじゃないかしら。

私は「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドレミの歌」の場面でも泣いちゃう人間なんで特別なのかと心配になっていたが、隣にいた女性は時々しゃくりあげていたんで安心してタオルを取り出し存分に泣かせてもらいました。オッサンにお見苦しい点があったかもしれませんが許してね。
数人の心が冷めた方々は「歌ばっかりだねえ」くらいの感想かもしれないが、どうなの。
私今でもこれ書きながら涙が出てきちゃうんだけど。
ちょっとおかしい?

一度大昔日本で日本語版のこの舞台を見たことがあるんだけど、あの時は何が面白いのかさっぱりわからなかったよ。おかしなことがあるねえ。
英語のミュージカルを日本語でやるのはいかがなものかしら。

この映画はしばらく魂抜かれるから会議前にこっそり見に行ったりしないほうがいいと思います。
それから、「この展開は無理があるんじゃない」「配役が間違っている」とかウザッテーこといわずに映画に身を任せて鑑賞してください。

40分くらいは「ここは泣かなくていいですよ」という場面があるんで、少しお休みできます。
これは見といたほうがいいですよ。映画館で。

パリざんす。でもホテルのロビーなんでなんだかよくわからんね。