円満退社

あー、また仕事辞めちゃった。
という話じゃなくて、3日間臨時のバーカウンターの中の人となっていた私ですが、昨日で年季明けとなりました。
たくさんの方に応援していただき、円満に退社できました。ありがとうございます。
また、仕事を失ったら舞い戻るかもしれません。その時は暖かく迎えてね。

昨晩はブログを読んで来てくださった方が大勢いらして、びっくり。
書いてみるもんだと思いましたが、本当に嬉しゅうございました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
しかし、カウンターの外で飲みながら見ている光景と中からの光景はずいぶん違いますぜ。
どっちも楽しい。
酔ったお客様にいきなり口説かれるとか、お客様同士で殴り合いの喧嘩になったりするともっと楽しいと思うんだけどな。そんなことが起きるお店ではないんで、オラオラ、ということはあり得なくて、私が持って来たCDが掛け替える暇がなくて延々鳴りっぱなしの状態の中で、皆さんがゆるりゆるりと楽しまれている中、顔を上げることもなくひたすらグラスを洗っているとかいうことでございます。

時々、お話しさせていただくのも楽しい。
ほとんどのお客様は私より若いんだけど、時々まぜていただく。
お仕事の難しいお話にはついて行けないんで、黙って遠くに控えてるんだけど、なんとなく話に入れていただくと、ああ、この仕事を選んでよかったと心から思いました。
一緒に仕事をしている連中が来ると、とたんに言葉遣いが変わってしまうのはよくないな。あれは反省しなきゃ。
店に貼らせていただいた写真への質問が多いのは素直に嬉しい。最初は私が撮ったものだと思っていないというのが不思議だったんだけど、誰も私が撮ったと説明してないから当たり前でした。
写真は「持って帰れ」という連絡があるまでそのままにしていますから、ご興味があれば是非。

で、再び思ったんだけど。
カウンターってラジオのブースの中と外の関係に似ております。特に生放送の時の。
昔、モリタカという若い女性ディレクターと仕事をしているとき、よく「ああ、それうざい。その言葉使用禁止」とかヘッドフォンから胸を串刺しにするような言葉が飛んで来ていたんだけど、そんな乱暴なお客さんはいないにしろ「お替わりお願い」と声をかけられると「喜んで!!」と声を上げることなく、さささ、と仕事をすませることができると達成感があるのね。
ラジオもブースの外の人間が「大倉、かむなよ、かむなよ」と無言の圧力がかかっているのがよくわかるんで、その緊張感は同じだな。

楽しかったね。
困ったのは仕事が終わって、真夜中に帰ると腹が減っていることでした。それと寝るタイミングね。
広告の仕事をしていたときに、朝6時まで打ち合わせして、帰って寝ようと思っても寝付けなかった感覚と似ている。
今回も夜中の3時とかに料理始めるわけにはいかないんで、キュウリ一本かじって寝たりするんだけど、酔ってないし、神経は張ったままだし、腹減ってるしでなかなか寝付けない。普段の習慣でえらく早く起きてしまう。慣れですな。慣れればどうにでもなるだろう。実際、同じ系列の別のお店で働いているお嬢さんと帰る方向が同じなんで、いろいろ聞いてみたら、「帰ったらガッツリ食って即寝る」ということでした。たくましいわ。
そのお嬢さんはしこたまお金を溜め込んで、結婚相手を捜しているんで、そんな女性を探していた、という方がいらっしゃったら、私にご連絡ください。すぐに紹介させていただきます。

昨日は担々麺の「はしご」でビール飲んで、シュウマイとザーサイと担々麺食いました。
おかげで気分は和らいだんだけど、すぐに寝ると胃を悪くするんで、結局6時までぐずぐずしてから寝ることになりました。
だから、こんな時間にブログを書いております。

早朝に野菜を運んで来て、市場で売った後、8時くらいには山へ帰って行く少数民族の方々。
ルアンナムター、ラオス