スター・トレック イントゥ・ダークネス
23日、初日に勇んで出かけまして「いやー、恥ずかしいけど、面白かった」と独り言を言いながらそのまま泳ぎに行き、この映画は私が「面白いよ」と言うまでもなくすごく入ったんだろうとあえて触れていませんでした。
24時間テレビの話を翌日に書いたら反響がすごくてビックリ。
やはりこれでよかったんだ、と納得しておりました。
で、今、週末の興行成績はどうだったかな、と調べてみたらベストテンに入っていない。
あっらー、日本人は宇宙をワープ走行で自由に走り回る夢を捨てちゃったのかしら、宇宙探査中にとんでもない出来事に巻き込まれている人たちには興味ないのかな、かわいそうに、とがっかり。
しかし、よく見てみれば17、18日の成績じゃん。
どうなってんだよ。
そんな昔のデータで。
ところが、考えてみれば23日公開なんだから、まだ結果が出ていないことに気がついた。
朝5時過ぎから腹を立てていた私は何もんなんだろうか。
宇宙でバカスカやってるだけで、結局殺し合いじゃねーか、お前の言ってることは土曜のブログと矛盾している、と追求されればその通りで、グーの音も出ないんだけど、これ面白いんだよね。
スポックには感情はあるのか。
一体誰が敵なのか。
エンタープライズってこんなにでかいの。
とかさ、合理性を超えた非合理の合理性とでも言いましょうか、そんなややこしいこと考えなくても、こんなことできたらいいな、のドラえもんみたいなこともあるし。
楽しいよ。
さて、私はわかってもわからなくても宇宙関連の本をガツガツ読みます。
わからないところが半分以上あっても、とにかく読む。
マルチバースの理論が荒唐無稽と非難されることがあっても、全面肯定論者だからそれを裏付ける新しい理論は出てこないもんだろうかと目を光らせている。
パラレルワールド、多元宇宙と同じなのか違うのか、本に付箋をベタベタ貼付けて必死に理解しようとするんだけど、そのあたりさえきっちり理解できていない自分を呪います。
スター・トレックはまだマルチバース理論に追いついてなくて、残念なんだけど、そのうち気がついて気が遠くなるような世界に飛び込んでくれるともう最高なんだけどな。
その辺りのことを詳しく知りたい方にはとりあえず以下3冊をお勧めしときますね。
すっごくわかりやすくはないです。
ポール・デイヴィスの「幸運な宇宙」。
- 作者: ポール・デイヴィス,吉田三知世
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/02/21
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- 作者: ミチオカク,Michio Kaku,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2006/01/21
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- 作者: アレックス・ビレンケン,林田陽子
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その昔、朝のラジオ番組で宇宙学者の方にお話を伺ったことがあるんだけど、「宇宙の果ては?」あたりまでは「それはですね」と真面目に答えてくれてたんだけど、調子こいて「ワープ走行は可能でしょうか?」なんて聞き始めたらおかしな雰囲気になったことがありました。
「なんですかそれは」
「あのー、宇宙の空間を畳むようにねじ曲げて、一気にはるか彼方の宇宙空間まで飛ぶ方法です」
「そんなの、できませんよ」
「でも、スタートレックとかで」
「SFじゃないですからね、研究は」
シオシオになっちゃったよ。
カク・ミチオは「サイエンス・インポッシブル」の中で触れてくれてるんだけどなあ。
- 作者: ミチオカク,Michio Kaku,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: NHK出版
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宇宙の神秘はこんな炎の中にも隠されている気がしたりして。
パタン、ネパール。