運転免許証更新

私の誕生日は8月8日だったんで7月から免許の更新はできたんだけど、暇忙しいとでも言いますか、「よし!行ってこよう」という心理状態にならなくて、ダラダラ放っていきました。
PCのキーボードの真ん前に置いておいたんで忘れてたわけじゃない。そのうちどうにかなるだろうと高をくくっていたんですな。
放っておいてそのうちどうにかなるわけがない。
気がつけば昨日は9月3日、本日はお仕事。
明日はまた早朝から下関に向かうために台風に突っ込む。

昨日行かなきゃ失効になることに気がつき、朝早くから東陽町の試験場へ。
10年に一度だと何やればいいんだかわからなくて、さてどうするんだっけか、と迷ってみようとすると迷う余裕なく、あっち行け、こっち来い、あれ書いて、これ確認してと振り回されたらあっという間に写真撮影。
人にものを考えさせない仕組みになっているのね。
凄まじい早さで仕事が終わっていく。
昔は写真撮って持っていき、免許の書類代書屋に騙されて自分でできるのに高い金払ったりしたよね。
写真をちょうどいい大きさに切って糊で貼付け、できたと思ったらここ記入もれ、と突き返されたり。
なんだか人間的だったよ。
ま、人間的ってのが面倒なことだったりもするんで腹は立ちましたが。

運転免許証の更新がこんなに早く終わるのは日本が一番じゃなかろうか。
あ〜、今はどうだか知らないけど、私がいた頃はイギリスは一度免許取ったら更新しなくていいんだった。
もしかして更新しなきゃいけないのは日本だけだったりして。
それだと誰が得するんだかよくわからないけど、きっと公務員の方々ですね。
でも、あれは飽きるね。
毎日毎日、3秒くらいで終わる仕事を何千と処理しているんでしょ。
ローテーションでも組んでもらって、ああ、今日はできた免許証を渡す係だ、楽しいな、とか、写真係だ、あご引けって命令するのはちょっと偉そうでいいぜ、とかいろいろ体験しないと、もうやってらんないってことになるでしょう。

さて、それだけのことだけだったらブログに書くことのほどのこともなし、なんだけど、驚くべきことが起こったのでここまで前ふりいたしました。

普段免許証を見て「ああ、いい男」なんて言ってる趣味はないんで、財布に免許証が入っていることだけ確認して出かけました。
写真撮影の前に免許証を出して、これはもう使えませんよ、という穴をあけられます。
そこで改めて自分の写真を見てみると、今の私と同一人物がそこに写っている。
10年経っているんだから、私はもう10年前の私ではない。
すべての細胞は入れ替わっていて、邪悪な大倉になっている可能性もあるのに、全く同じ私がそこにいる。
う〜ん、こんな私だったか、しかもこれかよ。参ったね。
どうしたもんだろう。

あまりのことに帰って新旧の免許証を並べて写真撮りましたよ。

免許証全部をアップしようとしたら消したはずの住所が何故か登場するんで、写真の部分のアップにいたしました。
汚い顔でごめんなさい。
どちらが10年前のものかはよーく見るとわかります。

写真確認しときゃ、Tシャツくらい変えてたのに。