カワイイ

本日の「ごちそうさん」。
熱伝導なんていまだに理解してないけど、ちゃんと私は生きております。頑張れ。

本題です。
可愛い女性がお好きですか、と聞かれりゃ、ま、そうですね、と答えるけど、そんなに好きかな。
日本の「カワイイ」文化を世界中を広めましょう運動というのがあるらしいけど、あれもクールジャパンの一環なのかしら。
先日、稲田大臣がどこかでおかしな格好してゴリロスだとか訳の分かんないことになってしまい、私から大顰蹙をかっていましたが、やっぱり国がお金出してる?

ああいう地道に積み上がってきた文化は国がしゃしゃり出てくると、あ〜あ、つまんね、ということになって死んでしまうんで、お願いだから大臣やらなんやらはすっこんどいてくださいな。
あれが安倍君の「美しい国」のある姿なんだったら、野戦服で戦車に乗って敬礼しているよりずっとましだから、それでもいいのかな。
きゃりーぱみゅぱみゅがチューインガムを戦車の砲塔にギュギューに詰めて、「これで平和なのじゃ」って高らかに平和宣言をしたら、世界は平和になりましたってのはどう?
そのあとみんなできゃりーぱみゅぱみゅと踊んの。
石破君はキャンディーズでもいいよ。

日本にやってくるカワイイを目指しているお嬢さんたちは、ほとんどの方が日本語ペラペラだから可能性は否定できないよ。

でも、私はどちらかと言えばカワイイよりも美しい方がいいかな。
女性は美しくて、男性はハゲ。
アルメニアみたいだな。
性差別だとお怒りにならないでね。

美しいと申しましても顔かたちだけじゃないですよ。
私には内面から浮き出てくる美しさがはっきりと見えるんです。
ミス・ユニバース出場者を鍛えていらっしゃる外国人のおばさんがいつもおっしゃってるじゃないですか。
思いやりを持って他人を押しのけ、頂点に立ちなさいって。
違いました?
でも、私、日本のミス・ユニバース代表の方がそんなに美しいと思ったことないんですけど。
どうも他の人と「美しさ」が一致しないな。

30年くらい前、ある広告会社のクリエイティブ部門の一部で「かわいいー」ってのが一時流行っておりました。
カワイイ娘さんを指差して「かわいいー」と言っているんじゃなくて、小物だったり、着てるものだったり、靴だったりすることもあったんだけど、企画なんかも「かわいいー」の対象だったな。
「かわいいー!」「これはどう?」「かわいいじゃん」
なんだかおかしな雰囲気が漂うとこだな、とあまり近寄らないようにしていました。
そのうち「かわいい」が「おしゃれー」に変わっていたので、「かわいい」の寿命は短いなと悟ったんだけど。

きゃりーぱみゅぱみゅをかわいいと思わない人間がわからない」とある娘さんに言われたことがあるので、かわいいと思うことにしているけど、お父さんにはもうよくわからなくなってしまったよ。

今となっては本気でカワイイが世界を救うと願うばかりである。

昨日の結婚式の写真の続きだけど、真ん中のお嬢さんがあんまり美しくて、ずーっと見とれていました。
杏さんと身長が同じくらいでした。
ウドゥムサイ、ラオス