アメリカ議会と痔

本日の「ごちそうさん」。
思わぬときに「ごちそうさま」と口走って、逃げてしまうことが私もよくあります。
これからおいしいものを食べに行ったり、腹一杯になって帰宅し、タクシーから出る時、大きな声で「ごちそうさま」と言ってしまいます。恥ずかしいです。

本題です。
いよいよ、アメリカの債務上限引き上げ期限が3日後、17日と迫ってきて、ケツに火がついた皆様が休みを返上して打開策を探っているようであります。
昨日、日曜日も上院は活発に調整を続けていたようだけど、どちらかと言えば下院でどうにかならないと崖から落ちちゃうように思うんだけど。
で、今日14日はアメリカはコロンブス・デイでお休み。
クワッ!マジやばくね?

しかし、何度も書くけどこれ以上債務を増やしてはいけません、ということが法律で定められているということが必ずしも悪いとも思えず、日本のように20年くらい財政再建と言い続け、プライマリーバランスがいつ頃になれば均衡するかということは議論になっても、お金がないのは困るからねえ、とズルズルになっているというのもいかがなものか。
日本国は日本人に膨大な借金をしております。
これ、税金が上がるということになると大騒ぎになるけど、それよりもたちが悪いんじゃないかと私は思っているんですけど。

とりあえず、日本では今のところは騒ぎになってないんで置いとくとして、アメリカの皆さんは議会にブチキレているというニュースがいくつかありました。
あんまり面白いんで紹介しますね。

まずは穏当な方から。
NBC/Wall Street Journal世論調査
「こんなことにしやがって、できるもんなら議員全員取り替えたい」と怒っている方々が60%。
「ちょっと残しといてもいいかも」と余裕かましている方々が35%。
ということは「今のままでいいんじゃない」と考えている人は5%か?
当然これまでの世論調査で最高の数字を叩き出しています。
民主党共和党どっちもどっちなのかしらと思ったら、共和党議員選出地区の皆さんも67%の人が「全部入れ替え」に賛成らしい。民主党議員選出地区じゃ、52%。
やっぱし、どっちもどっちか。
でも、アメリカ人諸君、君たちが選んだんだからね。
他国の人を恨むなよ。
いきなり今度はあそこを爆撃しようとか言い始めないように。

では、どういう調査なん?というやつ。
民主党系のPPPという調査機関のもの。
これは偏りがありそうで、面白い。
「痔と議会のどちらを評価するか」53%対31%で痔の勝ち。痔は評価されてるなあ。
「犬の糞と議会」47%対40%で犬の糞の勝ち。糞が好きだって。
「ゴキブリと議会」44%対42%でゴキブリの勝ち。かなり拮抗しているな。
こちらでは議会支持率は8%。

世界に誇るアメリカの民主主義でございます。
ある意味、アメリカ人は正直だな。
日本じゃこんな数字出てこないと思うよ。
やってみるかな。

インド南部ケララ州は優しい人が多くてとてもいいところ。
インテリ州とも呼ばれます。
共産党が昔から力を持っているんだけど、でかい集会のあるときに行ったらいまだにスターリンのポスターが貼られていて驚きました。