スティーブ・ジョブズ(JOBS)

本日の「ごちそうさん」。
一ヶ月で駆け落ち強要。ビビルぜ、め以子。

本題です。
スティーブ・ジョブズは肛門である。
違う。
Steve Jobs is an asshole.
と言いたかったんだった。
スティーブ・ジョブズは糞野郎」がぴったりくるが、「スティーブ・ジョブズは嫌な奴だ」となんか中途半端な日本語にしちゃう人もいるかも。

明日公開の映画、「スティーブ・ジョブズ」を観てすぐに、「こんな野郎と仕事できるか」「作り出す仕事しかあり得ない。起業しよう」というどちらも可能性ゼロのことを心に誓いつつ、興奮しながら「キャー面白かったわ!と宣伝担当の方にお話ししてました。

この映画の中では最初にステョーブと一緒にガレージで会社を興した人間以外はすべて糞野郎でございます。
金と執念とクリエイティビティ、それに糞を加えて混ぜるとこの映画が出来上がります。
これが限りなく現実に近いアップルなんだからすごいことだよ。

私はコンピューターにも携帯電話にもiPodにもiPadにもiPhoneにも興味を持ったことがなく、余計な情報を取り込みたくないし、そういうものを使って整理をするんなら今の私の仕事場のように何がどこにあるのかわからなくてもいいや、とずっと思っておりました。

仕事でやむを得ずPCは使い始め、携帯電話(ガラケー)は持つようになりましたが、それ以上のことは必要としていなかったんだけど、カメラがデジタルにとって変わられ、フィルムを使うと金はかかるし、ラボも極端に減ってしまったので、どうしても写真の整理のために何度か書きましたように1テラの容量のスクリーンが一番でかいiMacを昨年購入いたしました。

使い方がわからなかったんで、お世話をしたりされたりしているアートディレクターに来てもらい講義を受けて、こんなことならずっと前に買っとけばよかった、と後悔いたしました。
いまだにわからないことが続出するので、頭が爆発しそうになると彼女に電話をして教えを乞うています。
多分、このPCでできることの1割くらいしか使えていないと思うんだけど、ま、そのくらいがいいところかな、と。

しかし、それでさえ私にはコペルニクス的転回だったので、アップル様には心からお礼を申し上げます。
他のものはやっぱりいらないんだけど。
これからどうなるんだろう。
ずーっといらないものはいらないって言っていられるのかしら。
旅に出る時はノートPC、タブレットなしですむのかしら。
バカに刃物持たせるな、って言うじゃん。
そんな感じだわ。

そんなに便利になったつもりで皆さんどこに向かわれますか?
で、本当に便利になっていますか。
もう何も言わんとこう。

映画は最高の出来です。
腹立てても、感動してもどちらでもかまいません。
とにかく観てみましょう。

今の私と同じ歳で亡くなったジョブズの冥福を祈ります。

こういうものを観ると、私の場合しばらく自分の中で咀嚼しないと言葉にならないんで、それもあってPC類は持ち歩きません。
カターカリダンス。
コチ、インド。