むつみ村でいい調子

本日の「ごちそうさん」。
やっぱり大阪はスペインよりも遠いところや。

本題みたいなもの。
このところ腹ばかり立ててこれを書いていたので少し疲れちゃった。
適当に書いてピャッとアップしてんだろうと思っている人しかいないだろうけど、そこそこ大変なんです。
じゃ、やめろよ、ということになるんだけど体にしみ込んだ習慣（といっても１年１０ヶ月）はやすやすとは変えられない。
本人もまわりも３日でやめるだろうと思っていたのに日本にいる限り毎日書いてるんだから私のスタンダードからいくと大事ですよ。
時々覗いてくれている皆さん、６３０本以上ありますから暇なときに是非最初から読んでみてね。時々面白いものがあります。

さて、昨日は風邪を治す最終日と位置づけて一日自宅でゴロゴロ。まだ声が戻らないけど、ほとんどクラクラすることはなくなりました。一部からの暖かい励ましのお言葉、ありがとうございました。
現在読んでいるのはSF界の世界３大賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞したコニー・ウィルスの「オールクリア１」。この本、同じく３大賞受賞の「ブラックアウト」の続きなんだけど、涙が出るくらい話が長い。
面白いんだけど、本当に長い。これを読んだら当然「オールクリア２」に進む。
すごく面白いこの大長編、お勧めです。

ブラックアウト (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

オール・クリア 1(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

オール・クリア2 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

平行して読んでいるのが、これもこんなに厚いとは思わなかったナイジェル・クリフの「ヴァスコ・ダ・ガマの『聖戦』」。
クワー、ここから始めますか、という壮大なノンフィクション。
こちらもよろしければ。

ヴァスコ・ダ・ガマの「聖戦」: 宗教対立の潮目を変えた大航海

そんな本を読みながら借りてきたキーラ・ナイトレイ主演の映画「プライド・アンド・プレジュディス」を観て、美しい女性がたくさん出るというだけでもものすごく価値があるなあ、と堪能。キャリー・マリガンが出ていたとは知らなかった。

夕方からまだ山本太郎で騒いでいるニュースを見たあとは、スーパーにわか野球ファンと化した私は「楽天対巨人」。
とうの昔に巨人に興味のなくなった私は前日のマー君の熱投に感激して、楽天の応援。
でも、普段野球見ないんで、マー君と松井しかわからない。
それでも野球のルールは覚えているんでちゃんと「よしっ！」とか言いながらテレビに釘付け。

途中からマー君がブルペンで投げ始めてから、さすがに「マジか？」と頭をひねる。解説の工藤も古田も「いやー、投げないでしょう」と困惑気味。

それが最終回に出てきちゃうから、いやでも興奮するわ。
桑田が解説だったら「これはいけません」と言ってるなあ、と頭をかすめるけど、もう盛り上がっちゃってマー君しか目に入らない。
「精神力」ってやつ？
私には全く備わってないんで、ただただ口開けて見てるだけ。
星野ってさあ、ってとこあるんだけど、ともあれ楽天優勝で嬉しいな。
というよりも、マー君の日本での最後の投球（と思われる）が見られて幸せ。

いい一日だった。

しかし、美馬が投げているときにむつみ村に村起こし隊として送り込んだ二人から電話がかかってきてたんだった。
「おっちゃん、シシ鍋おいしかったよ、シシうどんも最高、今はねえアワビの大きなのを焼いて食べてるの。クレソン採りに行って、もうテーブルの上食べ物でいっぱい」
君たちどんだけ食うかね。
「村起こしはどうなった？」
「中原さんにすごい横笛いただいちゃった」
中原さんは次回私が行ったときにあげるよ、と言っていたのに若い（相対的なものです）二人の女性を送り込んだだけでチョー甘甘になっているらしい。
「それはお前起こし」
かよちゃんにかわったら「昨日中原さんに来てもらったら、村起こし隊が来たってすごく喜んじゃって、滝ちゃんが『私今日欲しいんですけど』って言ったら、走って帰って持って来てくれたのよ」とのこと。
村起こしじゃなくて、ただのたかりか？
パパは電話口で「もう両手に花が３つ」とトロトロに溶けてしまっている。
アヤちゃんは行きの飛行機を寝坊で乗り過ごして、みんなを驚かせたが「大倉さん、もうここサイコー。餅まきは殺伐としてたけど、たくさん拾ったよー」だそうで、マー君のことなんか関係なく泥沼に沈みそうな勢いで酒を飲んでいる様子。
パパが今朝倒れてなきゃいいんだけど。
関係者の皆さん、大変ご迷惑をおかけしております。
村起こし隊のくせに２泊だけして帰ってくるらしい。
最低２年と業務命令出しといたはずなんだけど。

アヤちゃんが撮ったので、本人写ってないけどこういうことらしい。

夜１１時過ぎのむつみ村。