ハゲに薄日が射す

本日の「ごちそうさん」。
大阪でうどんの味がわからんゆうんやったら東京に帰んなはれ。

本題です。
今日は時間がない。急ごう。
起きるなり、家のものがテレビをつけたら「今日の特集は薄毛の方がモテる、ですよ〜」とやっていたので、もうこれしかないでしょ、ということになりました。

世の中どういうことになっているんだろうかとわくわくして待っていたんだけど、ひっぱるひっぱる。
ハゲオヤジの話はいつやるんだろうと延々テレビの前から離れられなくなってたんじゃないか。
朝は忙しいんだから、お知らせしたらすぐにやってくれ。

で、薄毛でもモテるってのはわからないじゃないけど、薄毛の方がモテるとういうのは「ちょっとあたし変わってるんだ〜」てなことを言うおかしな女子かと疑っていたら、どうも一般女性に積極的にモテてるってことじゃん。
20代のボケた若い本物の女子は「え〜、ちょっと〜」と全然興味なさそう、じゃなくて「いやだ〜」と拒否反応が多かったんだけど、30代、40代になるとどうも本気で薄毛がかっこいいと思っているらしい。

「ほら、ショーン・コネリーとかブルース・ウィルスとかジュード・ロウとかスティーブ・ジョブズとか」ってお前らボケるのも程々にしとけよ。
日本のどこにショーン・コネリーがいるんだよ。
横文字はやめろよ。
じゃ「坪倉さん」。
坪倉さんって誰?
知らない人もダメ。
坪倉さん出て来たら、ああ、この人かってわかったけど、これが薄毛か?
ふさふさして見えるけど。
わざわざ薄いところをカメラに向けないとわかんない男は薄毛だとは言わないんだよ。
「どこまでがおでこ?」
って感じの人間だけが薄毛なんだよ。
違うのかな。
それはもしかしてハゲ?

「ハゲ大好き」とは誰も言ってなかったな。
ショーン・コネリーはハゲだぜ。
薄毛とは違うでしょ。
もしかしてハゲは放送禁止用語なの?
私はハゲと言われても全然気にならないよ。
逆に気にされる方が傷つくぜ。
自主規制ってのは誰のためにやってんのかわからなくなることがあるよ。

外国人の女性にもインタビューしていたけど「薄い方がセクシー」って言ってたけど、それは知ってるの。
ハゲ差別がある国なんて日本だけ何じゃないの。
う〜ん、東洋人は比較的ハゲてないか。
「強いイメージがある」ってのはサマンサちゃんも言ってたな。
でもそれはイギリスでの話だ。

本当に「かっこいい」ってはしゃいでたあの女性達はそんなこと思ってんのかしら?
薄毛とハゲの区別がすごく曖昧で、その上ボウズとハゲの違いも適当だ。
ボウズはおしゃれでやってる人たち。
ハゲはいくら努力しても毛がなくなっちゃった人たち。

何となく世の中いい方向に向かっているのかも、と希望は持ったんだけど、いまだに深い疑念を払拭できない私である。

こんなことですみません。
明日はもう少しまともです。

実はインドにもハゲは少ない。
この人もボウズだけどハゲじゃない。
コチ。