娘が二十歳

本日の「ごちそうさん」。
磯野カツオか!

本題。
本当は猪瀬都知事の阿呆面にあきれ果てたんで、あきれ果てました、と素直な感想を書こうと思ったんだけど、嘘に嘘を上塗りしているど阿呆についてグジャグジャ言ってもこっちまで気分が悪くなるんで止めました。
しかし、食品誤表示だか偽装だか知らないけど、おかしなものがいきなり私も私もと出てきて、もう少しカッコよくできんもんかね、カッコつけてなんぼってとこあるでしょうが、あんた達の人生ですぜ。
都知事さんも、政治家さんも生きるべき生き方してはりますか。
若い人に胸張って自分のやっていること言えますか。
言ってるから胸くそ悪くなるんですよ。
カッコ悪いことしましたから、山に籠って余生は自分を見つめ直します、ってのは悪くないですよ。
そうしましょ。
そうしろ。
戻ってくんな。

とムカムカしてたら、今日は一人娘の20歳のお誕生日だった。
ああ、私はろくなことしてないけど、人様に顔向けできんようなことしたことないから、それだけでもよかった。
こんなお父さんで悪かったね、と思ってるんだけど、こんなことになる以外、他に選択肢がなかったんだよ。
と自分のこと書いてどうする。

娘は今からちょうど20年前、ロンドンのセント・ジョンズ・ウッドにあるセント・ジョン・アンド・セント・エリザベス・ホスピタルで誕生しました。
11月23日は勤労感謝の日
勤労感謝の日を無理矢理勝手に訳せば、LABOUR DAYと言えなくもないでしょ。
LABOURは労働、労働者、仕事の他に「陣痛」って意味もございます。
おお、LABOUR DAYに陣痛・出産だ、とほとんど意味のないことに喜んでみたりして、バカな俺。

私が36歳の時に生まれたんで、「20歳になるときは56かよ、マジで?俺まだちゃんと働いてるかな」と遅まきながら焦ったな。
焦った通りになっちゃったけど。

あのときはああだったな、とかそんな思い出がたくさんあるんだけど、どちらかというと私のこの20年間のことを思い出しちゃうのはどういうわけだろうか。
子供が2歳の時に勤めていた会社に当てもないまま辞表なんか出しちゃって、日本に帰ってきてからもフラフラフラフラ。
「お父さんどこ行くの?」
「インドにしばらくね」
「今度は」
「ネパール」
「また?」
ラオスカンボジアだよ」
そんなんばっかし。
しかし、よく生活が成り立ってるよな。
でも、娘にひもじい思いをさせたことはありません。
父親が世間的にしっかりしてなくても子供はすくすく育ってくれました。
立派な山ガールになりました。
「イモトさんみたいになるかね」
「それはない」
と申しておりますが、好きなことをやんなさい。
あなたは必ず幸せになれます。

なんだかよくわかんないんだけど悲しくなっちゃったから、今日はこれまでね。

写真は大昔のものは使っていいことになっているんだけど、今のは禁止されているんで今日は写真なしです。
お誕生日おめでとうございます。