今日は妹の誕生日

こんなどうでもいいこと書いてどう始末をつけるつもりか知らないが、昨晩は気持ちよくやや飲み過ぎてしまい、ネタはいくつか保存してあるんだけど、どうしても順序立ててややこしいことを書けないんで、ごまかさせてくださいね。

ごまかして、ネタに使われる妹も気の毒だけど、こういう兄を持ったことを悔やむんだな。
私には妹が二人いますが、今日は上の妹のことです。
娘が生まれるときはもしかしたら妹と同じ日になるんじゃなかろうかと、心配もしなかったし、期待もしなかったんだけど、そんなことになるかもな、とぼんやり思っておりました。

妹は私と年子で1歳しか違いません。
妹が生まれたときは「女の子だ」とみんなで大喜びしました、と嘘をついても仕方がない。
私は何も覚えていません。
喜んだんだと思います。
彼女もすくすく育ち、中学生の頃は「山口百恵にそっくり」と評判になっていました。
これは実は本当の話で、私が見ても「似てるなあ」と思ったくらいだもん。

私と同じ軟式テニス女子部で活躍していて、市大会では私は必ず一回戦で消滅していたんだけど、彼女はいつも準決勝か決勝くらいまで勝ち上がっていたんだよな。
あれは気持ちの問題でしょう。
あがるとかいうことを経験したことがないんじゃなかろうか。
やればできると確信するタイプで私とは真逆の性格の持ち主であります。
チャンチャンしていて、正しいことしか言わない絶対正義というものを身につけております。

私に子供ができた時に「もう歳なんで、これで終わり」と宣言したら、「あと二人は絶対に」と人ごとなのに譲らなかったのもこの人です。

その妹も55歳だ。
もう山口百恵には似ていない、はず。
今の山口さんの顔、知らないんだから仕方ない。
私がバーで留守番をしていた時には、一人で乗り込んできて酒飲んで「お勘定は」と私が切り出そうとしたら、「妹からお金取るの?」と一喝し、そのまま出て行きました。
圭さん(ママさん)は「妹さん若くてキレイねえ」とトンチンカンなこと言ってましたが、金払わなかったんですよ。いいの?

父親が死んだときも頼んだ税理士が全く当てにならんと激怒し、自分で計算して「こうなんじゃないですか」と相手を黙らせてました。

先日長男が結婚したときも少しはしんみりするのかと思ったら、ずっとはしゃいで会場を駆け回っていました。

昔のことを忘れるという母親の特性を引き継いでいますが、小学生の私が黙って妹の机の中からチョコレートを盗んで食ってると、「返せー!」と私の口に手を突っ込んできたことは覚えているようで、今でも怒られます。

彼女はずっと設計事務所の社長さんを勤められていて、本当に頭が上がりません。
兄とは何から何まで設計が違っている妹でございます。
お誕生日おめでとうございます。
今日は特に悲しいとかいうことはありません。

一番右がその由美さん、隣が下の妹の由紀子さん。左は不良老人、晴子さん。母親でございます。