アイプチ

本日の「ごちそうさん」。
そういうことや。マイナスから出直そうや。

本題。
ある催し物を若いアートディレクターと見に行ってみたところ、そこで作品を発表していたお嬢さんのお目目がパッチリ。
「あの方、モデルさんみたいにかわいいねえ」
「大倉さん、あれアイプチですよ」
「アイプチってなに?」
「アイプチってですね、ってそんなことも知らないんですか」
「知らないんです」
「オッサンが知ってたら気持ち悪いですよね」
「俺がアイプチってのになったら気持ち悪いの」
「最悪でしょう」

いつの日からかしらないけど、アイプチはオッサンを除けば一般用語となっていたらしい。
そういう勉強はどのようにすればいんでしょうかね。
世界が狭いからな。
視野狭窄だ。
それに近眼・老眼が加わってだんだん見えないものは見えなくなってきて、見たいものだけになってきてる?

アイプチについて簡単な説明をされたんだけど、そんな怖いことをするんですか、というほどの衝撃の告白だった。
「お前もやってんの」
「やってないですよ」
「やれよ」
「やったほうがいいですか」
「知りませんよ」
しかし、最近綺麗なお嬢さんが増えたと思っていたら、そんなことだったんだ。
私はコンタクトレンズを死ぬまでに一度くらい目に入れてみたいんだけど、どれだけ指で目を開いていても不思議なことにどこからかまぶたが降りてきて邪魔をする。
全身麻酔でしか入らない。
そんなことはしないから未経験で終わるんだろうな。
つまらんな。

このところ一番気に入っているリアクション芸人は猪瀬君だ。
記者団に囲まれたり雛壇で質問を受けるたびに腹抱えさせてくれるんでニュースを心待ちにしてるんだけど、もうニュースじゃなくてお笑い番組に進出してもいいんじゃないかな。
その猪瀬君はいろいろと人に疑念を抱かせるようなことを次々に言い出すので、ネタが切れない。
その中に整形疑惑があるらしいんだけど、それより面白いことがあるんでどっちでもいいですよ、なんだけど、放っていない人もいる。

専門家がブログで詳しく解説していた。
「あれは整形ではない。あんな手術をしたならば通常大クレームとなる」らしい。
「アイプチ+アイライナーを入れている」という見立てだそうです。
眼瞼下垂という症状があるそうで、「上まぶたが垂れ下がってきて視野を邪魔する」んだそうです。
それは大変。
あまりにもひどい場合は病気として保険治療で手術も可能らしい。
しかし、猪瀬君そんなにひどいことになってたかしら。
テレビでもそんな風には見えなかったよねえ。
「明らかに以前は一重まぶただった」んだけど、今は不思議なくらい可愛いオッサンになっちゃって。
うらやましいやん。
石破君にも教えてあげたほうがいい。
でも、国を憂いている顔の方がいいのかな。

見にくいくらい困ったことになっていたのなら手術すればよかったのに。
保険がきくのを知らないくて、お金がかかって選挙で落ちたあとの生活不安でやらなかったんでしょう。
5000万円あれば落ちても当面は暮らせるな、と思ったんだろうけど、無駄なお金は使いたくなかったということじゃないの。

私は人を疑うことを知らなかったんで、そう思い込んでいたんだけど、昨日になって「一年間の給料を全額返上したい」って突然思いついたらしいじゃん。
おかしい。
生活不安があった人間が知事の年間収入2600万円弱をいきなり「いらない」って言わんでしょう。
私ならいただけるものはいただきますよ。
仕事してんだから、給料もらうのは当然のこと。
政治家だって生活はあるもん。
たまにはインスタントじゃないラーメンだって食べたいよ。
「ひとつひとつのことは覚えていない」
「とにかく頭を下げろと言われ、下げに行った」
「親切な人だと思いました」
ほえ〜?
徳洲会が都から補助金を受けていたことは全く知らなかった」って、あーた副知事の時は産科救急や高齢者住宅の問題のプロジェクトチームやってたじゃん。それはないよ。無理筋ってやつよ。
徳洲会は都内に2次救急指定総合病院、老人介護施設運営してたんだから。

困りましたね。
アイプチしてたら顔は笑ってなきゃ。
顔から汗したたらせてたらアイライナーだってとれちゃって大変なことになるんじゃないの。
とれないやつ使ってる?

お話しされればされるほど、面白いことになってくるね。
今日は誰に言われて「頭下げに行った」のかがいいネタになると思いますよ。
また笑かしてね。
ってほど本当は私は気が長い方じゃないよ。

この人たちは絶対にアイプチしてません。
パタン、ネパール。