サンタの来ないクリスマス

本日の「ごちそうさん」。
ある映画の台詞。
「あなた、正直ね」
「嘘は忘れるから」

本題。
確か去年の今日にほとんど同じタイトルで書いたんですが、同じこと書いても仕方ないんでまた私事で。
去年のに興味のある人は読んでみてね。
「え〜、そうなの」と思わず口にしてしまうくらい、ためになることが書いてあります。
去年の昨日だったかもしれません。

昨日は敗戦処理の日。
銀行に行ってキャッシュカード再発行の手続き、これがないととっても困るんで最初に向かいました。
すぐにもらえるもんだと思っていたら、クレジットカード機能付きだったんですべての手続きが終わってから「では、3週間後くらいに届くと思います」だって。
そんなこと一番最初に言ってくださいよ。
知らなかった私がたわけなんだけど。
現金がなくなったらどうすんの?
いちいち通帳と印鑑持って行くの?
お正月とかどうなるの?
誰かがたくさんお年玉くれるの?
まいったね。

次は保険証の再発行。
こちらは本当にこんなもんでいいの、ってくらいちょいちょいと書類を埋めたらすぐに新しいのをいただけました。
警察でもらった届け出証明も見せろと言わないし。
早いのはありがたいけど、これでいいんでしょうか。

免許証もなくしているんで、バスを乗り継いで東陽町の試験場へ。
こちらはなんだか面倒だわ。
写真を届け出書類に張らなきゃいけないんだって。
なんで?
だって免許証用には別に写真撮るのよ。
意味わかんないよ。
2台自動写真機があるのに一台は「現在使用できません」でとんでもない行列ができてますよ。
誰も直しに来てくれてないのはどうしてなの。
書類審査窓口に移ります。
私の前の人が外国人で、偉そうなオッサンが次々に質問を投げかける。
「在留許可証は?」
「働いてるの?」
「なくしたのはどうして?」
聞かなきゃいけないことなんだろうけど、そんな威圧的に話すからオドオドしちゃってるじゃない。
別の窓口が開いたんで私はそちらに移ったんだけど、延々隣ではやり取りが続いていて気の毒でしょうがない。

あっちでお金払って、こっちでチェックしてもらって、むこうで写真を撮って(やっぱり撮るんだよ、700円返して欲しいわ)、交付場で待つ待つ。
これは仕方がないね。
講習がないんだから、時間が空くもんな。
前回、せっかく期せずして5年前と同じ赤いTシャツを着た私が新免許証に現れて、面白いからここにアップしたらバカ受けしたんだけど、それも無くなってしまった。
この時期に半袖のTシャツ着る奴はいないもん。

篠原有司男(ギュウちゃん)の「前衛の道」を読みながら、じっと待ちました。

前衛の道 (GYUCHANG EXPLOSION!PROJECT)

前衛の道 (GYUCHANG EXPLOSION!PROJECT)

デタラメに面白いんでお勧めしますが、免許交付場で読むようなもんじゃないかもしれません。
やたらと気が高ぶってきます。

なんだかんだで凄く歩いた。
今年一番歩いた?

疲れちゃって、帰りましたよ。
そしたら、ガラケーが鳴って「大倉さん、財布ありましたよ」なんてことはなくて、やっぱりサンタさんなんかいないんだと思い知ったぜ。
どこかにあるんだよ。
拾った奴に告ぐ。
その財布はチョー不幸の財布だからな。
一生後悔することになるぞ。
悪いこと言わん、早く交番に届けなさい。
現金を抜こうとか思うなよ。

まあ、いい。
とにかく今日いいことを誰か私に届けるように。
私公認のサンタさんにしてあげるから。

ラオスのクリスマス。嘘。
ビエンチャンのタートダム。