2013年大倉版映画ベストテン

さて、毎年恒例となりました、ベストテンの発表です。
去年やっただけじゃん、と思った方、違うんです。
その前はBOOK BARのホームページでやっていました。
面白いよ〜。
まだ見ることができますよ。
チェキラウト!(一度も放送で言ったことがありません)

今年はまた本数が増えた。
また暇になったかしら。
まだ数日残っているけど、252本。
試写、劇場、DVDとありますが、200本以上は新作です。
ところがね、この200本なんて数字はカスみたいなもんだ。
これでベストテンをつけるなど天に唾するものである。
一度試写の会場でおじいさんと同士の会話を聞いたことがある。
いまだに解けない謎なんだけど、試写会場の平均年齢は異常に高い。
私も歳くってるが、皆様に比べりゃガキだ。
どこかで何かを書いているんだろうけど、お元気だわ。
そろそろ「あそこに座っているハゲに頼んでごらん」とか配給会社や編集者の方に声をかけてやってくれませんでしょうか。

そのおじいさんたちの会話。
「今日はこれからどこ」
「京橋、その後またこっちに戻ってこなきゃいけないんだよ」
「俺は今日のはもう全部見ちゃってこれだけ」
何の話かと申しますと、試写のはしごのことであります。
どうも一日に2、3本は毎日観ているらしい。
「今月どのくらい?」
「50本くらいかな」
爺さん、死ぬよ。
観てる人は年に600本くらい観てるわけだ。
無理だって。
全部覚えてんの?
私なんかつまらんと思った映画は全部忘れてるよ。
かなわんなあ。

そんなわけで、全然当てにならないベストテンです。

日本映画
10位 きいろい象
9位  舟を編む
8位  箱入り息子の恋
7位  旅立ちの島唄
6位  俺はまだ本気を出してないだけ
5位  ジ、エキストリーム、スキヤキ
4位  さよなら渓谷
3位  そして父になる
2位  千年の愉楽
1位  今日子と修一の場合

洋画
10位 タイピスト!(POPULAIRE、フランス映画)
9位  オーム・シャンティ・オーム(OM SHANTI OM、インド映画)
8位  オズ はじまりの戦い(OZ : THE GREATEST AND POWERFUL)
7位  鑑定士と顔のない依頼人(LA MIGLIORE OFFETA、イタリア映画、英題 THE BEST OFFER)
6位  ポリス/サヴァイヴィング・ポリス(CAN'T STAND LOSING YOU/SURVIVING THE POLICE
5位  ウォールフラワー(THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER)
4位  偽りなき者(JAGTEN、デンマーク映画
3位  トゥ・ザ・ワンダー(TO THE WONDER)
2位  ジャンゴ(DJANGO UNCHAINED)
1位  ザ・マスター(THE MASTER)

あるでしょ、文句ばっかり。
ああ、ありますよ。
私だってどうしようかと思ったもん。
観た映画にはすべて点数つけてるんだけど、8点以上が91作品もあるんだもん。
私の場合は厳しくつけているようで、実は甘いんです。
どこかに光るものがあるとすぐ8点つけるみたいなんだよね。

実は今回は日本映画で私が観たものでは8点以上が少なかった。
ちゃんと観れなかったからだと思います。
外国映画は頭おかしくなるかと思うくらい悩みました。
たいしたことやってるわけじゃないんだけど。

FBに上げますから、なんぼでもケチつけたらええやん。

ジョージアグルジア)で3本映画を観ました。
アニメは面白かったけど、あとの2本は困ったちゃんだったよ。
こいつは特にひどかった。