ニュー・イヤーズ・レゾリューション

気がつけば大晦日
毎日楽しいなあ、と日々の暮らしを楽しんでいる皆さん、歳取ると1年なんて一回の瞬きのようなものだよ。

今年はイギリス、スペイン、アルメニアジョージアと廻ってひと月以上も日本に居なかったり、むつみ村に行ってクレソン取り放題したり、万事窮して野糞をしたり、毎年のことではあるけれど本を読みまくったり、酔っぱらって朝までPCの前で寝ちゃったり、「ごちそうさん」を観たり、財布なくしたり、脳天爆発させて怒りまくったりしましたが、振り返ってみれば邯鄲の夢のごとし。
何があって、何がなかったのやら。

56歳にしてこんなになっちまった。
「自分の人生で何が残せるか」が一番の課題だ、と立派なことをおっしゃる方が私のまわりには意外に多いんんだけど、そんなこと考えたこともないんですよ。
その時その時、考えることが結構多ございまして、それに納得するかどうかが私の生き方と言えば生き方でございます。
体験主義では何も生まれない、と父親が言っていたことがありますが、私は歩いてその場所の空気を吸わないと何も胸に落ちてきません。
それでいて基本的に引きこもり、出不精というのはチョー矛盾しているんだけど、まあ、この部屋でぐずぐずしているのもこの部屋の空気を吸っているのでそれでもいいか、なんて無理矢理都合よくなってみたり。

年が明けるとイギリスでは必ず「シン、あんたの今年のニュー・イヤーズ・レゾリューションは?」と聞かれておりましたが、そんな面倒くさい。今年の目標のようなものです。
それでも去年は「毎日はブログを書かない」という目標を立ててみたんだけど、数日書かなかったら落ち着かなくなっちゃって結局どうしても物理的に書けない状況下にあるとき以外は毎日書いちゃったよ。
おかしな目標にしたからだな。
失敗してしまった。

「新年の誓い」を大晦日に考えるってものどうかしてるんだけど、と書いていたら、たった今、突然PCから英語の音声放送が聞こえて来た。里子のことについて話をしている。どうした?こんなことってあるの?
ずっと流れっぱなしなんだけど、無視して続けます。
しかし、気になるな。

今のところ「新年の誓い」を立てないという方針を固めつつあるんだけど、それでいいかな。
人に尋ねることでもないか。
ともあれどこかには行きます。
しばらく帰ってきません。

う〜〜〜、何なのこの放送は、支離滅裂に話が飛んでいるんだけど。
私の大晦日のブログ原稿をよくも潰してくれたぜ。
ジャックされたということなの?

あとね、何かを真剣に書こうかな。
そんなことで、皆様よいお年を。
元日にお会いしましょう。