安倍内閣支持率全国世論調査

本日の「ごちそうさん」。
ここは出て行った方がえーよ。しかし、夢でなあ。

本題。
読売新聞が一昨日、自社で実施した世論調査の数字を発表しておりました。
各社の数字には明らかな傾向あるのが不思議で面白いんだけど、ともあれこれは読売の数字。
１２月の調査では特定秘密保護法でデタラメやったんで５５％まで下落していたということだったんだけど、今回の調査では日経平均株価が１年間で１．６倍になったことを評価して６０％台に回復した、ということになっております。
マジか？

日経平均が上がったのは事実。
ただ、金融緩和を進める為に黒田日銀総裁を誕生させたところから市場は単純に反応しただけのこと。
そりゃ円安が進み一時的に企業業績は上がりますよ。
俺だってわかる。
さて、これからどうなるかな。
昨日は５００円近く下げましたが、この理由についてはアナリストによってまちまちで、結局よくわかりません。
そろそろアメリカがおかしくなりそうなんで、日本もヤバいんと違うか、というところだと思うんだけど、都知事選の行方が不透明になったから、とそっちかと思うようなことを言う方もいらっしゃる。
どんな分析が出ても今日のこと明日のことはわからないのが株の世界。
これで景気回復、万々歳と喜んでいる人はどうぞそのままで。

こんな世論調査に何の意味があるんだろうか、と眺めていたらひとつだけ驚愕の数字があった。
「普天間基地の移設問題が進展したことを評価する」が５９％、「しない」が２８％。
自民党支持層の７６％、民主党支持層の５割弱、公明支持層の７割弱が「評価する」らしい。

仲井真知事が「公約は破ってないけど、辺野古移転ね」と言っちゃったことで移設問題は進展してんのか。
沖縄県議会では仲井真知事辞任要求決議がされているんだけど、進展か。
何があったかわからんが、沖縄県選出自民党国会議員、自民党沖縄県連に辺野古移転を公約を破らせ認めさせたことが進展か。

ああ、よかったね。
これでアメリカさんが、これまで通り日本を守ってくれるよ、沖縄の人が「いいよ」って言ってくれたよ、言わせたよ、っつーことで日本全国の皆様たちは「安倍君よくやった。沖縄は基地の島。お金も出すんだからみんな幸せだよ」とでも思ってんのか。
日本人、とうとう気が狂ったか。
「絆」とか、「頑張ろう日本」とかは震災だけのことかい。

辺野古での抗議行動はこれまでとは違う形で規制されることになる。
昨年末に政府は方針を固めております。

「政府は辺野古での代替施設建設に対する妨害を排除するため、米軍施設・区域への侵入を禁じる「刑事特別法」を適用する方針を固めた。建設場所のキャンプ・シュワブ沿岸部は立ち入り制限海域で、同法の適用が可能だ。海上保安庁と沖縄県警を積極投入して妨害を厳正に取り締まる」

「これまでと同じと思うなよ、やりたきゃやってみろ、全員逮捕」だそうである。

皆様、本当に「評価」されていらっしゃいますでしょうか。