意見の一致

本日の「ごちそうさん」。
こんな時ですが、最初のクレジットで東出が出てくると「東大出」と見えてしまうのは私だけでしょうか。
東大コンプレックスは私の場合は全くありません。

本題。
またNHK経営委員の長谷川三千子さんが訳の分からんことを言っておりますが、このブログはNHKの会長、経営委員を叩くためのものではありませんので、お一人お一人で怒ったり、椅子蹴飛ばすなりしてくださいね。
「よく言った万歳!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう方はあまりこのブログは読まれてないと思います。
読んでくださってかまいませんよ。
FBに「更新したよ」と上げているんで、批判されたい方はそちらで存分に書き込んでください。
議論が可能な内容であれば、答えられるだけ答えたいと思っております。
あんまりデタラメなことを書かれても困るんで、ただの罵倒だったりした場合は消しちゃうかもしれないけど。

選挙とは関係なく(関係あると捉える方がいればそれでもかまいません)、一般論として考えていることを申し述べさせていただきます。
わざわざ書くようなことでもないんだけど、どうも歯車が噛み合っていないと思うことがたびたびあるんで、あえて。

政治にしろ、哲学にしろ、宗教にしろ、人生論にしろ、音楽の好みにしろ、服の着こなしにしろ、うまいラーメン屋の比較にしろ、ウォシュレットの好き嫌いにしろ人間はそれぞれ考え方が違います。
思想信条の自由はどんなことがあっても守られなければなりません。
食の自由も認められねばならんね。
いきなり豚骨ラーメンは禁止、ということになれば暴動になるでしょ。
安倍首相の地元は下関ということになっとるんやけど、あの人は住んだことはないんよ。
東京の人やけー、下関の獣臭立ちこめるラーメン屋で豚骨ラーメンくーたことないと思うんよ。
で、「国会議員のたった3分の1(の勢力)で、国民の6、7割が(改憲を)望んでいたとしても拒否してしまうのが果たしていいのか」ちゅーことをヌケヌケというようなボケやから、臭いラーメン禁止、なんてことをゆーてもおかしゅうないよーな気がすんるよ。
ちなみに国民の6、7割が改憲を望んでるというような世論調査はありません。

ずれてるな。
どんなに気の合う友人であってもすべての事柄に対して「いや全く同感」なんてことはありません。
その場合、気まずくなるのが嫌でそのたぐいの話題を避けるという手法もありますが、できれば議論に持ちこんでヒートアップしようが、寝技で押さえ込もうが、言葉を交わすということがあるといいなあ、と私は思っております。
最初からすべてが一致すると思っていない限り、「そこは意見を異にするな」とお互いに納得することができて、次の話題にも気持ちよく移れるでしょ。
自分がもう一人いて「気が合うねー」なんて言い合っていても、そこからは何も生まれませんよ。
価値観、考え方の違う人間がいて初めて世界は面白くなるんでしょ。
面白くなるだけじゃなくて、刺激を受けることもあるし、発見もある。
考えるから知恵も出てくる、自省も可能。

でもなあ、「それ嫌いだから押しつぶしちゃお、なくしちゃえ」ってことにどんどん世の中動いてきているような気がしてしょうがないのよ。
単純にいわゆる右翼と左翼、保守とリベラル、だけのことじゃないように見えますですよ。
かつて中核と革マルが凄惨な内ゲバに陥ったように、近い考え方を持っているほど(相対的なものですが)、憎悪が増してきてない?

見解の相違、結構ですよ。
多様性を保ちましょうよ。
でも何かを決めなければならない時はすべてが一致することはないんだから、よりましな選択をすることも必要でしょ。
今日は水曜です。

安倍首相が何を考えていようが、それは仕方ない。
批判も議論のうちですから堂々と批判しましょう。
批判されることも覚悟しましょう。
その上でまとまれるところはまとまり、止めさせるべきことを止めさせ、主張を通すべきところは通しましょうよ。
いかがでしょう。
ダメ?

ほれ、小さな果物屋にもこんなにいろんなものがあるよ。
どこだっけなあ、ネパールのジャナクプールだったような気がするんだけど。