ヒトラー生誕125周年記念パーティ

本日の「ごちそうさん」。
カレーうどんが脳に転写されて、そのことしか考えられなくなっている。

本題。
誰が何を考えようが、それを罰する法律はない。
「あいつ気にくわないから、ボコる?」と凶器に当たるものを所持して集まると凶器準備集合罪があるけどね。

であるから、ヒトラー総統閣下の生誕125周年記念パーティでヒトラー大好き人間たちが集まってワイン飲んでもいいですよ。やりたきゃやんなさいよ。
瀬戸弘幸という衆院選で一度落選して、「日本よ何処へ」というブログを書いているオジサンがそのパーティを開催すると昨日の赤旗に記事が出て、ホンマのことかいな、と出元を探しまわったら、在特会のカレンダーに確かに「主催:ヒトラーナチス研究会」が4月20日に都内某所で「ワインを飲みながら語らいましょう」とありますね。
そんな、せっかくやるんだったら「某所」とか書かないで、「ここに集合!」ってやってくれよ。
取材も国内、国外問わず全部受け入れたらどうなの。
思いのたけを全部ぶちまけてくれよ。

瀬戸氏はブログの中で「ホロコーストはなかった」「ヒトラーを賛美して何が悪い」と主張している方で、ま、このパーティに関係していると思ってよさそうでございます。

つまり在特会と関わりをお持ちなんでしょう。

田母神閣下(靖国神社に田母神氏が参拝し、マイクで演説していたときにドイツ人青年が「あなたドイツだったら逮捕されますよ」と一言声をかけたら、まわりの怖そうなオッサンたちが「閣下に何を言うか」「閣下を侮辱したな」と青年を取り囲んで揉み合いになったことがあります。なんで「閣下」なんだろうと思ったんで調べたら戦前、戦中の日本軍では将官以上は閣下と呼んでいたということがわかりまして、ああ、そういうことか、と納得しかけたんだけど、自衛隊航空幕僚長も閣下って呼ばれてたんだっけ、という疑問は依然消えませんな。しかも、やめてるし。でも、デーモン閣下もいるんだからそのせんを狙っているのかと了解しつつあります)が都知事選に出馬した際に応援していたのが、この瀬戸氏。

田母神氏がヒトラー礼賛者かどうかは全くわかりませんが、「へー、こんな人が応援してたんだ」と驚いたのは私の自由。
瀬戸氏と在特会が繋がっているのは間違いなさそうだから、在特会も田母神閣下支援なんでしょうね。
百田尚樹氏も「自虐史観」を子供に与えるな、と田母神閣下の応援演説で息巻いてましたわ。
石原慎太郎くんももちろんぴったり張り付いてたわ。

田母神閣下の応援をした方々が全員「ハイル、ヒトラー!」なのかどうかは知るすべもないけど、ちょっと聞いてみたいですな。「あくまでも個人のご意見として伺いたいんですが」と尋ねれば答えてくれるんじゃないかな。

このお話、多分恐ろしい勢いで世界中を席巻するのではなかろうかと思います。
「さすが枢軸国の絆は強いな」と考えるバカは何処にもいなくて、メルケル首相も迷惑千万、喜ぶのはネオナチの連中くらいなんだろうけど、ネオナチが日本の訳の分からんオッサンと手を握りあってワイングラスを傾けるとも思えんなあ。

安倍君はヒトラーのこと好き?
麻生くんは「ナチスに学べ」って言ってたけど、大好きなのかな。

どうすんだろうな。
なにもしないんだろうな。

でも、私、個人的には「日本ってこんなんなん?」って思われるのは我慢ならんな。
お前ら大好きなヒトラーの生誕の地に行って盛大に「ハイル、ヒトラー!」をやってボコられてくれや。
で、二度と日本に戻ってくんな。
あ、冒頭で違うこと書いてたんだった。
ん〜、いろんなことが明らかになりそうだから、この際日本でやってくれてもいいや。
ドイツでやられると詳細不明になるもんあ。

怒りを通り越して、バカバカしくなってきちゃったけど、やっぱり怒ることにしました。

ここはですね、旧東ドイツの山の中、カールツフェルドという小さな町。
ヒトラー礼賛に使われたという汚名を着せられたバンドネオンという楽器の生誕の地です。