それでも夜は明ける(12 YEARS A SLAVE)

本日の「ごちそうさん」。
杏ちゃん、あのおばはん背負うんは本気で重かったはずや。

本題。
唯一文句を付けたいのが邦題なんだよな。
どうしてこうなった。
タイトルが嫌で観に行きたくなる人が出てくるんじゃないかしら。
なんか「希望に向かった走れ」って映画があったかどうか知らないけど、そんな感じじゃん?
そういう言葉ってあからさまに言われんの私はダメなの。
それ以外には非の打ち所なし。

不条理が現実となるとこんなに息苦しい。耐え難い。
それでいて素晴らしい映画になる。

アカデミー作品賞を取った作品が毎年納得いくものかどうかは個人的な好みによるけど、私は遡ること2007年の「ノー・カントリー」までうなずけないね。
ノミネート作品自体「変なの」と思うことだってあるもん。

今年は「ダラス・バイヤーズクラブ」かこれかでずいぶん迷いました。
最終的にはこっちに投票したんだけど、いい一票だったわ。
やっぱり死票は嫌でしょ。
「よし、俺以外の審査員も今回は正解だ」と同士愛を感じたもん。
作品賞を取ったんで上映館は増えるのかな。
なんか少ねーな。
「47RONIN」であんだけ掛けたのに。
映画業界は不可思議なことが多いです。
もっと増やしなさい。
これ観ないで、趣味「映画鑑賞」とかアンポンタンなこと言うんじゃないよ。

ダラス・バイヤーズクラブ」は主演、助演男優賞を両方取ったのでこれも私の票が生きた。
両方、必見。

明日公開。
走って観に行け。
責任は取る。