オーバー・ザ・ブルースカイ(The Broken Circle Breakdown)

ブルーグラス映画だよ、と書いて、なぜこのスタイルの演奏をブルーグラスと呼ぶようになったのかが気になったんだけど、調べてもわからない。
「青い草」?
知りた〜い。
イチゴツナギ」という牧草の意味もあるんだけど、それかい?

カントリーという大きな枠に入れても間違いじゃないんだけど、こだわりはどこにもあって、ブルーグラスブルーグラスよ。
スコッチ・アイリッシュ系移民の音楽がルーツにあるから、華やかながら哀愁が漂うでしょ。
私の急所を突いて来るね。
もうチョー楽しくてサイコー、なのに涙が止まらない。
カントリー、ブルーグラスにはゴスペルも多いんだけど、ゴスペルを歌ったあと主人公の1人は聴衆の前で神を罵倒する。
また、鼻の奥がツーンとした。
神は助けてくれるのか、それともただ神の思うままにキリスト教徒は生かされるのか。

アメリカ映画だと思うでしょ。
これがフランス系とオランダ系で分断されているベルギーの映画。
この映画はフラマン語オランダ語)で話されております。
ヘンチクリンなブルーグラスだと思ってみろ、椅子から転げ落ちるから。
映画の中の曲は出演者がそのまま演奏している。
アマゾンで即注文しました。

また涙が出て来る。
とにかく行っときなさいって。
全国どこでも観ることができるわけじゃないみたいだけど、電車賃払っても観といた方がいい。