申し分けなさすぎる

いや、もう、小保方さんフィーヴァー、留まるところを知らずジャンジャンバリバリ状態で、このまま永遠に続くんじゃなかろうか。
私にはSTAP細胞ちゃんがいるのかどうか全く見当がつかないので、思うところを書くことはずっと控えておりました。
思うところはあったんだけどね。
そんなにバカじゃない。

昨日は笹井先生の記者会見だったんだけど、やっぱりこれは小保方さんあっての笹井先生でありまして、主役の変更はありません。
ウクライナ情勢が気になって仕方がないのに、どの局のどのニュース番組でも同じことやってくれていて、せめてロシア情勢の専門家(にもいろいろいるんだけど)の話を聞きたくても、全然登場しないのよ。

と、そこに小保方さんのコメントいただきました。
「小保方さん『申し分けなさすぎる』」
というフリップが出まして、何しろ難しいことは全然わからないんで、私はそれに飛びついたんであります。
私は「申し分けなさすぎる」という言葉を一度も使ったことがなく、また、聞いたこともなかったんで、そんな言葉ってあるんだろうか、ということを調べるという本筋とは全く関係のない行為に走ったのであります。
そしたら驚くべき事実が。

「申し訳ない」って動詞みたいに感じてたんだけど、動詞じゃないんだよ。
「申す」は動詞だけど、「訳ない」がつくと形容詞になるんですよ。
形容詞か〜!
そうすると「すぎる」がついてもおかしくないんじゃん。
「早すぎる!」
「重すぎる!」
ほら、形容詞と組み合わせてもおかしくないでしょ。
「美しすぎる市議」ってのはなんかおかしなこと言うなあ、と思っていたけど、文法的には間違っちゃいない。
「可愛すぎるアイドル」は特におかしくないけど、なんだか馴染めないね。
「声が大きすぎる」は私が居酒屋で内緒の話をしているときに必ず話し相手からたしなめられる時に言われる言葉。
馴染みがあるわ。

動詞につけてもいいんだよ。
「噛みすぎる」
「呑みすぎる」
これも馴染みがあるわ。
「儲けすぎる」
これは馴染みがない。

「だらしなさすぎる」
「仕事部屋が汚すぎる」
は私のためにあるような言葉なんで親しみがあるな。

家族に「申し訳なさすぎる、なんて言わねーよな」と尋ねてみたところ、「いや、使うよ」と突き放されてしまった。
あれ、そうだっけ?
私のボキャベラリー不足?
ただ、なんにでも「すぎる」をつけるのは気持ち悪いなあ、と小保方さんのコメントを見て感じてしまった私でありました。

小保方さんのことについて大倉が何か言うのか、と思われた方には申し訳なさすぎて、ことばになりません。

幸せすぎるインド人カップル。
トリヴァンドラム。