幻野祭でバトル

ちょっと派手にタイトルつけたほうがキャッチーだと悪盛り上がりをしておりますが、バトルはしません。

遠藤賢司PANTAヒカシューって知ってる?
もう、アイドルでしょ、私の世代じゃ。
下関に来たかな?
来なかったと思うんだけど、来て欲しかったわ。
こんなメンバーのコンサートに出会えるなんて思わなかったわ。

幻獣祭ってコンサートが私が中学生の頃に下関で催されたのよ。
フラワートラベリンバンドがメインでね、もう盛り上がっちゃって。
バンドのメンバーと宮城と森本で全力疾走で行ったぜ。
もちろん親には内緒、じゃなくてそういうとこには理解があったんで、ちゃんと話してましたよ。
前半はアマチュアバンドが出てくるんだけど、ダラダラ面白くないんでガラガラの会場を点検チェック、チェック、マイクチェックをしてたら人相の悪いオヤジが二人突然声をかけてきた。
「おーい、君たち、ちょっといいかな」
「変態じゃ、逃げんと」
という間もなくガンガン圧力をかけてきて、逃げられなくなってしまった。
「君たち中学生?」
「高校生です」
嘘はこの場面では完全に正当化される。
「どこの高校かね」
「・・・」
「中学生やろ」
「・・・」
「いけんやろ、こんなコンサート」
「何がいけんのですか」
「ロックやないかね」
「ロックはいけんのですか」
「いけん」
「親は知っちょるかね」
「はい」
「ええってゆーたかね」
「はい」
「どういう親かね」
「親のことはわるーゆわんでください」
というような殊勝なことは言わなかった。
「いけん。中学生が来たらいけんよ」
も〜う、じっと席に座ってたらこんなことにはならなかったのに、誰か?チェックチェックって言い始めたんは。
刑事はそんなに暇か?
わざわざ私服でコンサートに潜り込んで中学生狩りか?
やっぱり変態やろうが。
「学校には言わんけー、もう帰り」
げっそり。
フラワー見るために金貯めて来たのにー。
今なら「何がいけんのかいのー。ワシは57やど」とドス効かせられるんだけどな。

会場を強制退去させられたんだけど、あれはどういう権限でやってんの?
ロックコンサートは出入り禁止って法律あるか。
こんなんだから下関からはいいミュージシャン輩出してないんだよ。
みんな福岡じゃろうが。
演歌の歌手はいるんだけどな。
演歌のコンサートは問題なかったんかのー。
教えてくれや。

腹の立つこと思い出しちゃったよ。

で、5月15日は渋谷幻野祭だぜ。
渋谷、LA.mamaでチョー盛り上がるぜ。
冒頭の3組にコンサートのオーガナイザーでもあり、東京を席巻している「どるたん」こと西川くんが率いる不思議軍がライブで昇天させてくれるぜ。
そこになぜか私もドラムで参加するぜ、というのは嘘で、トークショーに呼ばれてるんだった。
お相手は湯川れい子さん、本当は「様」だな。
それに元NHKプロデューサー、ヤングミーッジックショー等を手がけた波田野紘一郎さん、こちらも「様」だ。
バンドの練習やってる日によくクリームのヤングミュージックショーをやってて、みんなでテレビにかじりついたもん。
「様」「様」に囲まれて私は何が話せるんだろうか。
普段ブログで怒っているようなことを話してくれればいいです、ということで軽く引き受けたんだけど、全然軽くないじゃん。
クワー、緊張してなかったのに書いてて急に手に汗かき始めちゃった。
どるたんとはラジオ番組の仕事をご一緒させていただいたことがあるんざんす。
落ち着かせてください。

5月15日18時開場、18時半開演。

チケットまだあります。
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