インドが呼んだ

インドの話になるとよく「インドに行ける人間と行けない人間がいる」「インドには呼ばれて行くんだよ」とか言われますが、行っちゃえば行けるわけで、そんなに構えなくても、と思うんだけどね。

明け方長々と夢を見た。
インドにいる。
行ったことのないところなんだけど、サドゥが何人もいてかなりディープに思える場所。
ところが私はどういうわけか団体旅行の一員なのよ。
一番苦手な団体旅行であっちこっちと連れられているんだけど、なんだか変な感じで、サドゥが手招きしてこのボタンを押せと誘うんです。
なんだろう、と押しそうになると、ツアーの一員から「それ土産屋の入り口だよ」と注意される。
中を覗き込むと確かにTシャツなんかがたくさんぶら下がっていて全く興味のないところ。
あれ、これ全然違う、と気がついて、もう一度最初から夢を始めなきゃ、と元に戻すんだけど、馬鹿でかいシヴァリンガなんかは出てくるんだけど、やっぱりツアーなの。
いやいやいや、これじゃないでしょ。
もう一度最初から、と同じようなところに私は佇んでいる。
今度はリアリティがすっかり薄れてしまっていて、ネパールのパシュパティナートみたいな感じなんだけど、違うんだよね。
一体何がどうした?
と、目が覚めてしまった。

あまりにも切羽詰まっていて、落ち着かないんでこれを書いとかなきゃ、と書き始めたんだけど、どうしても夢の中のあのリアリティと違和感が表せない。
どんどん忘れていってしまっている。

何が起きた?
インド最後はいつだっけ?
一昨年だ。
昨年今年となぜかヨーロッパ。
う〜ん、シヴァかヴィシュヌが怒ってるか?
総選挙の結果、インド人民党のモディが首相になることになったが、それがずっと気になっていたからかな。

とにかく今朝呼ばれたのは間違いない。
来年行きます。
ちょっとだけ待ってて。

人の夢の話って全然面白くないんだよね。
ごめんなさい。

バナーラス、ガンジス川のほとり。