安い頭

このところ気合いを入れて書く、というモードでないんで、やや流し気味になっておりますが、こういうのはアップダウン、気持ちの流れのようなものがありますので、「また大倉が暴れている」という記事を期待されていらっしゃる皆さんは、辛抱強く待っててくださいね。

急に暑くなっておりまして、頭の毛が1.5センチを超えるとつるりとタオルで汗を拭き取れない私はイライラが高じてしまい、トイレに入って頭から水を浴びたくなるんでございます。
ロンゲの皆様はそんなことないですか?
私は全身から汗が噴き出すタイプですが、中でも頭が一番すごいんですよ。
ラーメン食ったばっかりの私を見てご覧なさい。
笑っちゃうから。

月に一度散髪に行きます、と言うと吹き出す人がいるんだけど、それはいけないよ。
私はつるっぱげじゃないんだから、ちゃんと散髪くらいしますよ。
昨日くらいがちょうど散髪の季節だったのね。
待ち合わせまで時間があったので、週刊文春週刊新潮を「くっだらねー」とか言いながら読んでいたんだけど、まだ余裕がある。
フッとそこに散髪屋さんが。
カット、シャンプー、フェイシャルマッサージで3760円。
普段は3600円なんで、それでいいやと入店いたしました。
手際のいいおばちゃんが二人でお喋りしながらバリカン使うたぐいのお店です。

「頭もヒゲも全部3ミリでお願いします」
「はい、頭もヒゲも3ミリ」
「頭もヒゲも3ミリ」
と全員が納得して、おばちゃんは羊の毛を刈る要領でジャンジャンバリカンを進める。
この感覚が好き。
刈られてるってやつ。
それにしても早い。
時間がかかる方がおかしいんだけどね。

刈り終わって、シャンプー。
シャンプーったって、流すときにほんの少し使うだけだから、「俺って安上がりー」と自虐的になっていたら、「はい、終わりました」だって。
ドライヤーを使う意味もないもんね。
顔とか当たらないのかしら、フェイシャルマッサージはカットかい。

丸刈りなんで、シャンプーはサービス。1000円」
あっらー、すごく儲かっちゃったよ。
しかし、どんどん私の頭は安くなっていくな。
個人的にちょっとバブルだった時期は爪の手入れしてくれたり、手を揉んでくれたりする美人理容店に行っていたんだけど、その時の料金の7分の1以下になっちゃったよ。

しかも座ってから立ち上がるまで15分くらい?
出来上がりはどこでお願いしても同じだもんな。
早い、安い、うまい。
吉野家みたいな男です。
俺じゃないか、お店のことだ。

今日からまた「ツルリ」て頭がスッキリ。
ハゲてなくてもやってごらん。
やめられなくなるから。

坊主が一番。
こちらはミャンマーのお坊さま。