聞こえない人たち

都議会での野次が騒ぎとなっておりまして、私も憤慨している次第でございますが、ネット上では「本当はそんなこと言ってないんじゃないか」「塩村議員の過去の品行にこそ問題がある」と話のすり替えに必死になっている方々が多く見受けられます。

すでに議員の聞き取りからは聞くに堪えない下劣な野次が一番大きな声の野次に混じって飛ばされていたことがわかっております。
で、あとは誰が言ったかということに議論が集中しているわけなんだけど、「私が言いました」と名乗り出る議員が今更いるとは思えない。
必ず次回選挙で落選しますしね。

バカバカしくも面白いと思いましたのは、自民党議員以外のほとんどの議員はあの辺からこんな野次が聞こえた、と答えているのに、自民党議員は「聞こえなかった」「わからなかった」とお答えになっていることでございます。
自分の後ろの席から野次が飛べば通常のケース、わからないわけがないんだけど、「聞こえなかった」って凄いこと言いなはる。
いや、もう、その姿勢には感服いたしますよ。
同僚をかばう姿勢に涙が出そうになりましたよ。
ただね、自民党議員だったと特定できているわけじゃないんだけど、自民党議員が全員黙んまりなんで、こりゃ、まずいことになったと思う自民党議員がいないことに驚いちゃった。

このままだと自民党議員全員連帯責任ね、ということになるんじゃないかと思うんだけど。
そういう話にならないのなら、そういう話にしようじゃないの。

聞こえなかった、ってのは無理がありますぜ。
そういうのやめた方がいいと思うけどなあ。
「私が言ったと思われているかもしれないけど、言葉が違う」くらいのことなんだったら名乗り出た方がいいんじゃないかね。
そのうち、ヤバいと思った自民党議員から刺されるかもしれませんよ。
ただなあ、残った音声からは様々な野次が同時に飛んでいるので1人じゃないんだなあ、多分。
野次がかぶっていて、はっきり聞き取れないとこがあるもん。

ここに書いていることは憶測ですよ。
憶測で書くな。
ごもっとも。
でも私はね、自民党議員の皆さんの行く末が心配で心配で、あえて憶測で書かせていただいております。
次回全員落選じゃ、野次ってない議員は冗談じゃない、ってことになんない?

こんなくだらねえことでブログを汚したくないんだけど、もう野次なしね。
野次ったら、即議員辞職
本当はイギリスで議会論戦見て、あの野次を結構楽しんでいたんでそんなこと言いたくないけど、下劣な上、品性、ユーモアが全く感じられない野次はもういかんでしょう。
現在は不規則発言は速記の対象にならないんだけど、野次専門の速記者を何人か置きましょう。
その費用は議員歳費からさっ引くから、そのようにお願いします。

くだらなくて、こんなに腹が立つことって珍しいわ。