おもやい

先日40年ぶりくらいに会った下関時代の友人から「大倉、おもやい、って言葉覚えちょるか」と問われ、しばし、カラカラ音のする脳味噌の中を探ってみたら、あった、あった。
確か「チャラにする」って感じの意味じゃなかったかしら。
「おー、そういや、使いよったのー。なつかしいのー」
と言葉だけよみがえってきて、意味がふわふわしたまま、すっかりその気になって東京でも流行らせる段取りをとり始めていました。

危ない。
全然違ってた。
「共有する」「一緒に使う」というニュアンスの言葉だった。
どちらかと言えば子供に向けて使っていたような。

このようにいまだに下関弁を自由に操れると思い込んでいる私は足下をすくわれそうになることがある。

下関に限った方言ではなく、九州北部でも使われている「おもやい」。
「一緒に使いなさい」
「おもやいで使い」

違う宇宙が展開されるわね。

今日のような日はネタをおもやいで使わせてくれる人がいるといいんだけど、こんなブログでおもやいなんてあるわけないわい。
と、そのくらい本日は行き詰まっております。

誰か助けてと泣きたくなる湿度の高い朝

尾崎放哉の真似をしてみたけど、クズが頭ひねってもろくなことにならん。

書けないと孤独

どこだっけな どこでもいいや と写真一枚