再び問う、東京で車は必要か

一度書いたことあるんだけど、昨日どうもよくわからないことがあったので。
タイトルは大げさなだけなんで、車関係の会社にお勤めの皆様、気を悪くされないようよろしくお願い申し上げます。

私は車を一台保有しているが、そいつはもう下取りに出しても一円の価値もないそうで、逆にお金を払って処分する必要があるそうです。
この車にはずいぶんつぎ込んだ。
15年前くらいかなあ、こいつと生活を始めたのは。
中古のセフィーロに東京の道に不案内な私はカーナビつけました。
ちゃんと保険にも入っています。
ガソリン代払います。(月に一回くらいだけど)
自動車税払っています。
車検にも出しています。
駐車場料金払っています。
まとめると気分が悪くなるんで、考えないようにしています。

で、車を運転するのは週に一回くらいか?
10分くらい離れたスーパー、ラーメン屋に行く時くらいかな。
最近はその頻度も極端に落ちてきて、ほとんど忘却の彼方へ。
駐車場に行くと廃車になって捨てられた車かしら、というのが愛車なんですぐわかる。
なんと言っても汚い。
車全体、泥道を走ったこともないのに、凄まじい汚れ方で、さすがの私も申し訳なく感じるし、恥ずかしくもなるくらいだから、人様が見ると、「よくこれで・・・」と絶句さするだろうな。
ガソリンスタンドとかで洗ってくれるらしいですよ。

昨日は年に2度くらい訪れる「まる玉」でラーメンを無性に食べたくなる日だったので、久しぶりに20分くらいの両国まで車走らせましたよ。
あまりにも久しぶりで、右折信号がなくなっているのを知らず何度も両国大橋を行ったり来たりで周辺をさまようこと30分。
ようやく目指す道に入れたんだけど、今度は駐車場が見つからない。
私が知っている駐車場は土曜の11時過ぎであればどこかに入れたのに全部満車。
驚いたことに、コインパーキングの数は倍増していた。
それでもすべて満車。
全員が「まる玉」にラーメンを食いに来たとは思えない。
大相撲もやってない。
そんなに両国に用事がある人が増えましたか?
仕方がないんであるところであれしまして、ラーメン屋に急いだ私。

「まる玉」に激しく感動しなくなってしまったのは私の味覚のせいだろうか。
やっぱり四万十川のあおさじゃなくなったのが大きいのかしら。
「そうか、こんなもんだったか」とどこにも寄らず一直線に帰宅の途へ。
途中で大雨になってくれて、大喜び。
これで少しは汚れも落ちたんじゃないかしら。

さて、現在入居しているマンションも築10年らしく大規模修繕工事が行われるらしい。
駐車場も全面的に修繕工事が入るらしくちょっと面倒。
そこでわかったのは今70台分の空きスペースができているらしい。
かつては満車でパンパンだったのに。
車、やーめた、という人が増えたとしか思えんでしょう。
ここにも一人、やーめた、にしようかと思い悩んでいる人間がいるくらいだ。

東京にいる限り車を使う機会は極端に減ります。
私のように運転そのものが好きでない人間はどこに行くのもバスと電車ですよ。
そっちの方が安上がりだし、駐車場を探す手間もないんで結果的には早いんですよ。
しかし、そうするとあれだ。
今もろもろ支払っているあれやこれやは何のためのものなのだろうか。
よーく考えてみると自家用車やめて、タクシーにした方が安上がり。
どう計算してもそういうことになる。
どうせ遠いとこになんて行かないんだから。

コインパーキングはどれだけあっても両国周辺では足らない様子。
私のマンションでは車を保有する人が減っている。
何がどうなっているのかどうもわからない。

一応参考にしようといろいろ調べてみたけど、最近の車保有の変化の統計が見つからない。
いい加減だったからだろうけど。

平成24年に発表された都道府県別の数字は見つけた。
世帯あたりの車保有率は1位は福井県で1.761台、最下位は予想通り東京都、0.481台。
一人当たりの保有率では1位が群馬県で0.654台、やっぱり東京は最下位で0.232台。
東京には経済的に余裕のない若い人が多いということもあるんだろうけど、地方も人口流出で大変。
でも、地方では公共交通機関でどこにでも行けるわけじゃないんで、車は必需品となる。

どうなんだろう。
車、いるかな?
東京で。
あ、俺の問題だった。

アルメニアの田舎では大昔のソ連製の車が元気に走っています。
写真にはベンツも写っていますな。
ここはガソリンの給油所なんだけど、数台の車にガソリンを入れるのに1時間くらい時間がかかります。
理由は不明のままです。