アップルストアで勉強

この歳になって毎日お勉強。
脳細胞が活性化して毛が生えてくるものと思われます。

iPadを結構使いこなしている私ではあるが、やはり基本から学ばなくては、と志し高く銀座に向かった。
早く着きすぎて、開店前のお店の前でじっと待っているのはやはり緊張する。
「寝るな!」とか怒られると嫌だなあ、とかさ。

10人くらいの皆様とご一緒に教室状の部屋でiPadを片手に待つ我ら。
ふふ、見たところ私は最年少だぜ。
ほとんどの生徒は私よりお歳を召したお嬢さん方だ。

いやー、もう、丁寧丁寧。
いろはのい、から始めてくださる。
電源の入れ方、スリープになったときの対処、覚えてられないくらい初歩の初歩。
あちらこちらから「あらー、どうなっちゃったの」「消えちゃったわよ」「今何を押したの」と活発な議論が交わされて全然講義が先に進まない。
クワー、これだったのか、失敗したか?と疑うと「あれ、ここはこうなんだ」と気づかせてくれたりするから油断できない。
なんだかね、先生は水族館のいるかショーのお姉さんみたいなんですよ。
やさしい。

う〜ん、テレビ電話みたいなのは使わねーよな。
と一番肝だったところは聞き流しちゃった。

私がどうしても聞きたかったことは講義が終わってからお姉さんを取っ捕まえ、詰問したおかげですべて問題は解消されました。
行ってよかった。
何事も基礎だ。
基礎研究が最も大事だ。
一昨日の理研のカルニンチ博士もそうおっしゃっていた。

今日も予約入れといたんだけど、毎日同じことやってます、と言われて先ほどキャンセルいたしました。
先生のお話で一番感動したのは「恐れるな。とにかく押してみよう」でした。
押せばいいんだ。
押せば。

iPadの場合、神頼みは通用しないからみんなそのつもりで。
カトマンズ、ネパール。