閣議決定とガザ

毎日が憂鬱。
閣議決定は政府の方向を示すものだから、極めて重要であるが故に徹底的に反対していたんだけど、そうなった以上これからは関連法案を通さないように、と構えていたものを、あーた、安倍首相や小野寺防衛大臣は外国行って好き勝手話し始めちゃってんじゃん。

「あくまでも政府の方針について説明して、歓迎された」だけ、ということなんだろうけど、これじゃ国際社会に「やりました!」と言ってるのと同じじゃん。
アメリカに在住の方もこのブログを読んでくださっていますが、閣議決定では日本は何もできませんよ。
そのようにアメリカ人のお友達にお伝え願えますでしょうか。
法改正案は1年後にしか出てきませんからね。
絶対に阻止してやる。

そんな中、安倍首相と仲がいいイスラエルのネタニヤフはガザ地区パレスチナ人虐殺を始めました。
難民を毎年数人しか受け入れない日本の首相がイスラエルに行って、防衛当局間の交流を深め自衛隊幹部をイスラエルに訪問させるなんて言っちゃって。
日本ってスゲー国だぜ。
安倍首相は現在進行中の頭がおかしいネタニヤフの行動について何ら非難声明も出しておりません。
安倍首相の言う自衛と完全合致しているからかしら。
だったらさ「イスラエルは自衛のために必要なことをやっているだけである」って、日本でも外国でもどこでもいいから、そのように声明を発表しなさいよ。
これからは集団的自衛権行使のための「仲のいい国」の一国なんでしょ。

私や友人たちは「そうではない」と必死にあちこちに説明しなきゃいけなくなるけど、欧州各国からは非難囂々の嵐になるから。
こうなったらそれくらい振り切ってもらった方が「外圧」を利用できるのでありがたい。
もう誰も安倍首相を止めてはいかん。
やりたいだけ、言いたいだけやらせときなさい。

来週土曜からイギリス、アイルランドに5週間滞在します。
向こうでどういう風に説明するか、現在熟考中でございます。