マレーシア航空機撃墜事件の後に

どうにも不可解な事件で、何が起こったのかがはっきりしない。
はっきりしない中でおそらく、ウクライナ、親ロシア派武装グループの間で、さらにロシア、アメリカ、欧州各国を含め激しい非難の応酬が始まるんだろうけど、それにしてもわからない。
マレーシア機を撃ち落として、何の得があるのか。
機内の爆弾が爆発した可能性はないのか。
世界中のメディアがトップで報じているが、誰が撃ち落としたかは伏せられたまま。
うかつなことは言えない書けないのは当然。

憂鬱。
ロシアがやや引いた様子だったので、大きな衝突に発展することはないだろうと割と楽観的だったところにこれだから衝撃が大きいんです。
収まってもらっては困る連中がいたということなのか、偶発的な事故的な撃墜だったのか。
いずれにしても今後のことが全く見通せなくなってしまった。
犠牲になった方々のご冥福を祈るばかりだが、今後のことを考えると何もできないけどじっとしていられない気分。
何か大きなことの引き金にならなければいいが、簡単にことが収まるとは思えない。

まさに想定外のことなので、いきなり金が買われたり、株価が大きく下げたり。
有事のドル買いではなく、ドル売りで円高に振れている。

明日、イギリスに向かうので今日は5週間分のパッキングをするんだけど、気鬱でなんにもしたくなくなってしまった。
どういうことになるのか、ロンドン、ダブリンでもニュースから目が離せなくなる。

この事件の中でイスラエルはガザへ地上侵攻を始めた。
アメリカ軍事顧問団がバックについたイラク軍のISIS「イスラム国」への攻撃は激しさを増す。
アフガン情勢も不透明なまま。

民族・宗教問題だけでない要素も絡んで紛争が拡大しているから始末が悪い。