アセトアルデヒドの人

タイトルが間違っているとおっしゃる方がいるかもしれないが、本日はその状態なのであまり気にせず進めさせていただく。

私の日頃の行動を綴っても面白くもなんともない、と考え、そういう話題は避けていたのだが、事態が事態なもんで。
昨晩はすごく飲んだみたいね。5人で8本のワインと日本酒一合を空けた。日本酒一合というのが不思議でしょ。人の家飲みだったので、そこにおいてあった酒をすべて供出させたということです。

一言だけ言い訳すると、一人のおじさんが「今日は新年会だから、もう全部正直に俺の女性遍歴を話す」と語り始めたのだが、話がすぐによれる上、高校から現在までのことを長々と聞かされてしまい、その間仕方がないのでワインをひたすら飲んでいたからです。ちなみに話は全く遍歴ではなく、純愛でもなく、ほぼ愚痴に近いものでした。

私はやたらペースが速いので、少なくともワイン二本以上は飲んでるはず。医者から酒を控えろとあれほど言われているのに、やっちまう性格は学生時代から全く変わっていない。

でも変わったことがある。
若い頃はひどい二日酔いになると猛烈に腹が減って、ほとんど例外なく、カツ丼大盛りを食べていたのだが、いつの頃からかそんなもの想像もしたくなくなり、現在では昼はにゅうめんしか体が受け付けない。
にゅうめんについては、また詳しくそのあるべき姿を論じたいと思うが、あれが54歳の胃に一番優しい。

作るのも簡単だから是非お試しください。一生私に感謝しますよ。
ただし、麺は選んでいただきたい。そうめんは基本的に高価なものがうまい。特ににゅうめんにした時にそれがはっきりする。高いものは麺がのびないのである。のびても胃に優しいことには変わりはないはずだが、心持が変わってくる。「よし、これで午後からしっかり仕事ができる」ということは絶対にないが、「また寝ちゃおうかな」とはならない。

男と女、どちらが酒が強いか、という論争には意味がない。しかし、私の周辺では飲まない女性は飲まないが、飲む女性は私をはるかに超える酒豪が多い。たのもしい。

写真はかつて私と一緒に仕事をしていたお二人だが、この方々は半端ではなかった。
ブレているのは彼女たちが飲みすぎてのたうち回っているからではなく、写真をとった私が酔っ払っているせいである。
顔がわからなくてよかった。わかるかな。