LISA MITCHELL

私のCDの買い方に明らかな特徴があることに気がついた。
なんと女性シンガーが80%近くを占めている。
自分で買っているんだから驚いてるんじゃないんだけど、恥ずかしい。

いや、昨日も一日デスクで書き物しながらボブ・ディランレニー・クラヴィッツ聞いてたし、この間はザ・バンドのCD大人買いしたぞ、と言い訳しても誰も責めも、褒めもしないんだけど、一応自分の心の整理のために。

それでも、女性シンガーはやっぱりいいね。
どういう理屈でそうなるのかわからないけど、きっと彼女も俺のことを知れば好きになってくれると思ってるんですよ。どこの国の方でも。
俺は絶対幸せな死に方するな。ん、不幸かな。

先週届いたCDの中にもいたよ。
私の心を鷲掴みにした女性シンガー。
ジャーン、LISA MITCHELL。
何しろ勉強しないんで、著名な方かどうかさっぱり分かりません。「みんな知ってるよ」の人かもしれないけど、そのときは、ほっといて。

彼女、まだ22歳だよ。たいしたもんじゃない。おじさんの心捕まえたんだから。
生まれはイギリスだけど、オーストラリア育ち。

ちなみに、ロンドンにしばらく住んでいると、オーストラリアの若い女性はすぐに見分けがつくようになります。イギリス人女性とうまく行かなくなるから。必ず私が勤務していた会社のベテラン受付おばさんと陰険な関係になってたからね。それを見ていると、ああ、これはオーストラリア人だわ、ってわかるようになるんですよ。
どこが、という微妙なところを表現できないのがもどかしいんだけど、良い悪いじゃない何かがある。
きっとLASA MITCHELLと話をさせてもらえたらお伝えできると思う。

16歳の時に「オーストラリアン・アイドル」ってどこにでもある番組に出て、6位という中途半端な終わり方をしたんだけど、諦めないよこの娘は。何かとイベントに参加してはじりじりと名前を売って、マイ・スペースで自宅からライブをやったときには1万人が見たっていうからすごい。

それからEP2枚出したら、その中の「Neopolitan Dream」という曲が当たった。18歳の時。あちこちのCMソングに使われる、番組のテーマソングになる。快進撃。

で、ようやく私が購入したファーストアルバム「Wonder」が2009年に発売された。その年にはニュートン・フォークナーとイギリス、アイルランドツアーもやってんのよ。すげーがりがり突っ込むやな感じの娘みたいに感じるでしょ。でも違う。
彼女の歌はどこか気が抜けた、やる気あるんだかないんだかって印象で、何かとやる気をなくしがちな私を逆に励ましてくれる。

これ、彼女が作ったビデオクリップじゃないみたいなんだけど、紹介していいのかな。いいということ
で、皆さんアルバム買ってあげてください。新しいアルバムは今年後半か来年に出ます。

この曲名しばらく「ナポレオン・ドリーム」と思ってて、違う「ナポリタン・ドリーム」と思い直し、ようやく先ごろ「ネオポリタン・ドリーム」と認識しました。

この曲、派手さはないけど、こんな清らかな花って感じしない?