ALAMAAILMAN VASARAT

本日はかるーく体調がすぐれず、なーんにも思いつかない。
ブログを始めて76日間欠かさず書き続けたが、これで中断か、というわけがない。

短めに紹介させてください。

フィンランド、なーんでもかーんでも素晴らしい国といわれたりしている。教育水準が極めて高い、福祉大国、虫歯の人はいない、という類の神話です。この手の話は半分くらい聞いておけばいい。

靴家さちこさんという方が、フィンランドに住まいになって、ジャーナリスト活動をされている。「『お手本の国』のウソ」という本で詳しく書かれているので興味のある方は読んでみることをお勧めする。フィンランドだけじゃなく、フランス、イギリス、アメリカ、ニュージーランド、ドイツ、ギリシャについてもそれぞれの国にお住まいの方々が書かれているのでリアリティがありますよ。

「お手本の国」のウソ (新潮新書)

「お手本の国」のウソ (新潮新書)

どこの国に行っても、住んでいるのは人間なので地上の楽園なんてことはない。

しかし、フィンランドの音楽シーンは熱い。これは私が保障する。
いくつかとんでもないのがいるが、今日はひとつだけ。

タイトルのバンドなのだが、「アラマーイルマン・ヴァサラット」と発音する。
日本に何度か来ていて、小さな小屋だが、天上が吹っ飛ぶような演奏をして帰っていく。
2度見に行って、心の底からたまがった。

ホーン2人、チェロ2人、キーボード、ドラムというありえない編成で歌わない。
バルカンミュージックでもなく、ジャズとも言い切れず、ヘビメタに聞こえることもある。
枠に収めてはいけないグループ。こんなバンド世界中探してもどこにもない。

今度来日したらどんな手段を使っても見に行くことをお勧めする。