「台風に突っ込んでいった」とバカにした皆さんへ

とにかく行って来た、と疲れ果てたようなことを言ってみて、「幹事は辛いよ」なんてぼやいてみるのもいいんだけど、実はこのおじさんおばさんの宴会旅行、充実した二日間になってしまった。
飛行機は揺れる、雨は降りっ放し、川は氾濫。

しかーし、唐戸では金土日と魚屋さんが寿司屋、海鮮丼屋に早変わりする市場名物でとんでもない値段の寿司を食いまくり、日清戦争講和条約が結ばれた春帆楼の資料館で生まれて初めて交渉の場を再現したものを見て「あっらー」と驚いたり、赤間神宮で皆さんに「あっらー」と言わせてみたり、耳なし芳一のまつられている何とも不思議なものを見て「ありゃフィクションなんだけど」と頭を悩まし、秋芳洞で生まれて初めて水が出たことを知り正面から入れず、半分だけ見たら半額になってたり、長門湯本の大谷山荘のあまりの豪勢さに度肝抜かれたり、若くてとても綺麗な仲居さんにカメラの構え方を教えてあげたり、風呂で泳いだり、大宴会の後はカラオケで舞い上がったり、さらに飲み続け二日酔いになったり、大変高名な萩焼の作家の方の窯元に押し掛けてとても親切にしていただいたり、漁師町の婦人会の方々がやっている食堂で絶品刺身定食、サザエのつぼ焼き食ったり、松下村塾松陰神社に行ったり、空港でまたしても宴会を始めたり、もう、とてもここではなにがこの二日間であったか書ききれない。

腕の骨を折って2週間の方もいらしたのだが、カラオケで踊っちゃてたしなあ。
これで幹事に文句言わないでね。

メンバーなのにご都合がおありで来れなかった方々に幸あれだ。
こっちはもっと幸があったぜ。

「大倉、ありがとう。こんな素晴らしい旅行は初めてだ」と泣いた人は一人もいなかったけど、楽しかったからいいんだよ。

でもなあ、私、来週同じとこに行くんだけど、それはどうなのかな。
下関、長門、萩、いいところですよ。
是非お出かけくださいな。

写真は少しずつ使います。
今日は唐戸市場の寿司屋さん。

1時半に着いたら、半額になっておりました。その後時間の経過とともに底なし沼状態でどんどん値が下がる。
立ち去る頃にはなんと新鮮な魚を使った寿司8個入りパックが3つで1000円だってよ。
笑うしかない。

この寿司は全部で650円。
フグ汁は400円もしたんだけど、よく探すと200円のとこもありました。