赤とんぼとつくつくぼーしと腰痛と二日酔い

東京に出てから頻繁には下関に帰ることはなくなったんだけど、帰るとよく寝られる。
何故だろうかと考えてみました。

安心するから。
何に安心しているのかよくわからないんだけど、寝られなくて悶々とするということがない。
昨日の朝5時に腹が減ったといきなり猫のもみじに足を囓られ、痛くて寝られなくなったのが夢のようだ。
父親が寝ていた部屋に布団を引いている。
お父様が見守ってくれているのかしら、とは全然思わないんだけど、昨日は墓掃除に行って、少しだけギルティな感じがなくなったのかも。

歩き回って疲れるから。
どピーカンだったんでカメラバッグを担いで、墓掃除のあと山といいますか、山みたいな裏山に入り込みとても歩けないところまでグイグイ、途中で雑草のまっただ中に入り込んでしまい、下山断念、救助を待つか、ということになったり、人の家に入り込みそう足を踏み入れ、汗だらだら垂らしながら更に奥地に突撃したら、腰がまがらなくなり、膝には激痛が走り、という悲惨な状況の中チマチマと幡生の町を写真撮って回ったんで、疲れてよく寝られたという仮説も成り立つ。

飲み過ぎたから。
ミキちゃんと豊前田で飲み過ぎて、お店のお姉さんに「口が回ってないけど」と指摘されるくらいグイグイやっちゃったから。
これが一番正しそうな気がする。

以上のことは今回だけのことのように思われるかもしれませんが、実は毎回そうでございます。
毎回毎日飲み過ぎだ。

まだまだ寝られる。
これから唐戸に行って、ラーメン食って、市場で買い物して帰って寝るかな。

忘れてた。
こちらでは日中は汗だらだら級に暑いんだけど、夕方になるとTシャツだけでは肌寒い。
秋だねえ。
山の中では赤とんぼがブヨの大群のように舞い踊っている。
蝉の声はすっかりつくつくぼーしに変わっている。
つくつくぼーしが鳴き始めると夏は終わり。
生野小学校に行って校庭の写真でも、とどこか開いてるんじゃないのと入り口を探したんだけど、様子がおかしい。生徒が校庭に運動服で座り込んでいる。
授業やってんじゃん。
9月になってたんだった。
無理矢理ゲートを乗り越えてたら逮捕されるとこだった。
もう夏休み終わったんだ。
季節感を失っているのは私だけだ。

ゆうや〜けこやけ〜のあかと〜んぼ〜、おわれ〜てみたの〜は〜いつの〜ひ〜か〜。
涙が出てきちゃった。

写真を撮ったんだけど、容量が大きすぎてアップできません。
東京に戻ったらまた同じこと書いて、写真をアップしましょう。
何度でも味わえる下関だ。

よく寝られるのは涼しいからかも。

暑くて倒れそうになるラオスルアンパバーンの町外れの民家の内部。
涼しそうだから不思議だわ。

日テレの番組のあとにテレビ東京のもやサマが同じ局で放送されているのが不思議でなりません。