セイフ・ヘイヴン(SAFE HAVEN)

本日の「ごちそうさん」。
いいから、ギューっとしちゃえ。

本題です。
私は恋愛映画だって観ますよ。
アメリカの恋愛映画だって観ますよ。
悪い?
どこかに罪悪感を感じているからこんなこと書いてんだろうな。
どうしてかしら。
そのうち別れるんだろ、と思ってるからかな。

私が初めて「恋愛映画」だと意識して観たのは「ある愛の詩」だったな。
中学生だったから女の子誘って行ったな。
なんてことがあるわけなくて、親に手を引かれて行ったな。
ということもなく、結局おかしな匂いがし始めたむさ苦しい同級生の男と行ったような気がする。
あの頃の中学生男子は急に臭くなる。
誰と行ったかを思い出せないのは、思い出したくないからないからだと思う。
感動したとか、かわいそうだとか、泣いちゃったなんてことは全然なくて、「これの何が面白いんやろうか」と金払ったことを後悔して帰りました。
臭い上にバカだ。
でも、あの映画そんなによかった?

日本で一時流行った、主人公が病気で死んじゃって、あああああ、という恋愛しても悲しい映画の典型を作ったのは間違いありません。
興味ある人は観てみてね。

この「セイフ・ヘヴン」はミステリーがついてくる。
お化けも出る。
盛りだくさんだけど、ごちゃごちゃしてないのは大変好感が持てる。
「ラストシーンは誰もが感動に震え、熱い涙を流さずにはいられないだろう」と解説にあるのはちょっと筆が滑っちゃったかな。

でも、監督はこの手のものをすごくうまく仕上げるラッセ・ハルストレム(「ショコラ」とか「砂漠でサーモン・フィッシング」とか)なんで、安心してね。
たまには心が張り裂けないアメリカ映画を楽しむのは悪くないですよ。
ラブシーンはすべて即興だったそうです。
うらやましいですね。

私はなんだかんだ言って、ヒロインのジュリアン・ハフが気に入りました。
カントリー歌手も本気でやっていて、全米カントリーチャートで1位に輝いたこともありました。

歌を聞きましょうね。