インドでキャバクラ始めました(笑)

本日の「ごちそうさん」。
あんなに杏さん頬っぺたが伸びるとは知らなかった。今度やらしてくれんやろうか。

本題。
沼津マリーさんをご存知でしょうか。
本名を公開しているとは思えないんで、多分ペンネーム、あるいはお店での名前かと思われます。
服飾専門学校に通っていたのに気がつけばキャバクラで働いていたけなげな娘さん。
実家が貧乏で、とか、劇団員でお金がなくて、とか言うんじゃなくて、遊ぶ金欲しさにちょっとやってみたら、ほぼキャバクラ嬢になっていたというガッツのあるやつ。

そんな娘がいきなりインドでキャバクラを始めろと客だった飲食店社長に勧められ、断るのが普通なのに調子こいて本当にインドに行っちゃった。
インドにそんな店があるとは知らなんだ。
私はインドに何度も行ってるけど日本食なんて、駐在している方にチョー高級ホテルの立派なレストランで一度食べさせていただいたきり。
ましてキャバクラがあるなんて想像もつきませんでした。

で、マリーが行ったらなかったわけです。
すべて自分で店を始めろということだったということがわかり、孤軍奮闘と申しますか、そんなことありえんだろうということを始めてしまいました。

この内幕をすべて漫画にして現在飛ばしまくっているのが「インドでキャバクラ始めました(笑)」でございます。
漫画読んでればわかるんだけど、細かいことを気にするのか気にしないのかよくわからない雑駁な性格で昨年12月16日からWEBコミック「モアイ」で私に絶賛されつつ連載中であります。
連載となるとウンウン唸って「描けない、締めきりが〜〜〜!!!」とのたうち回るような苦労をするはずなんだけど、この人月曜から金曜まで毎日4コマ漫画を4本アップしています。
話は実体験に基づいているんで、わざわざ作る必要がないのと、絵を描き込まないんでジャンスカ量産中。

インドではインド人がバーに行くということは極めて稀で、特に私が出会う方々がそのような場所に行くようなことはございません。秘密の場所みたいなところはあるのかな。あるのかもしれないね。誰か連れてって。
一度だけトリヴァンドラムというところで「BAR」の看板が出ていたので、一人乗り込んでみたら薄暗くドヨーンとした雰囲気。ほとんど会話が聞こえないという異様なムードだったんで、慌ててビール大瓶を一気に飲み干して出てきちゃった。
当然女性がお相手してくれるなんてことはございません。
インドではお金がありゃ全く違う世界が見えてくることがあるんだけど、お金ないんでそういう世界のことについては完全な素人の私であります。

一度ジョードプルでメヘラーンガル城に向かう途中、綺麗なインド人女性に流暢な英語で声をかけられました。
「ねえ、ちょっと休んでいかない。お話ししましょうよ。今、オーストラリアの人も来てんのよ」
見ず知らずのハゲを誘うというおかしなことがあるんだねえ。
ちょっとお茶でもごちそうになろうかしら、と一瞬心が動いたんだけど、そこで私の危険察知のスイッチがオンになりまして、「帰りにまた寄ってみるよ」とその場を離れました。
何がどうなってたんだか今でも気になりますわ。
離れるとおばちゃんが近づいてきて「ダメダメ!!、あそこ、ダメダメ!!」と怖い顔で私を諌めてくれました。
私はなんにもしてないのに。

そういうところで取材してみるのもひとつだよな。
誰かお金出してください。

「インドでキャバクラ始めました(笑)」
私が今一押しの漫画でございます。
まだ「いいね!」が少ないんで応援してあげてね。
http://www.moae.jp/comic/indodekyabakura/0
無料で読めるのもありがたい。
現在の勢いでいつまで続くのか不明。
ネタはまだあるのか?
なくなったら連絡くれ。
少しは役に立つかもしれんよ。

ジョードプル、インド。
この近くでお家に誘われました。