ブロッコリー

本日の「ごちそうさん」。
人は変わらん。それにまた安心したりして。

本題。
月に1回くらいスーパーマーケットに参ります。
本当は年に5回くらいかな。
私が行くとあれもこれも食べたくなってバスケットに放り込むんで高くつく、無駄が出る。
そんな理屈をこね回してなかなか行かないですね。
最近はアジフライがお気に入り。
行くとお惣菜コーナーで買ってきちゃう。
私は断然お醤油派で、カラシをつけていただきますのよ。
しかし、あれやな、下関じゃ100円のアジフライが東京じゃ何で150円とか170円なん?
下関の方がうまいと思うんだけど。
えらい散財だわ。

私は肉も魚も食べますけども、野菜なしには生きていけない体質。
バロメーターがありまして、野菜が不足すると必ず逆剝けができるんでございます。
ですからヨーロッパへの出張が長くなるともうぼろぼろですわ。
痛くてかなわん。
インドでも野菜サラダ食べますよ。
出てくるのは葉っぱはほんの少しで、生の大根、ニンジンの輪切りが綺麗に並べられたものが多いですな。
野菜といえば野菜なんだけどね。
そんなものでもひるまず食べるんだけど、これが皆さんが想像する5倍くらい固い。
薄く切ってあるのに最後には顎が動かなるくらい固い。
お試しあれ。
食ったなあ、という充実感はあります。

一昨日スーパーに足を運んでみたら、あーた、どういうことなん。
野菜食えませんよ。
目ん玉飛び出るくらい高いやないですか。
どんな野菜でも食べるんだけど、どんな野菜もすごく高い。
ハイパーインフレーションはすでに起きているんじゃないかと危機感を募らせたけど、このところずっとこんな感じらしいじゃん。
特にたまげたのは大好きなブロッコリーよ。
小さな玉が1個399円。
そんなバカな。
食えるか。
キャビアくらいするやん。
私の昼飯は100円がめどよ。
自宅で自分で作って食うから。
4日分やん。

昨日、根津で楽しい夕べがありまして出かけましたところ、八百屋さん(青果店さんって言わんといかんの?)がいくつかございまして、ちょいちょい覗きながら、あー、ふんふんこれがこの値段ね、あらあら、こりゃずいぶん、とベタベタ触りながら吟味しておりました。
買わないんだけどね。
根津安いじゃん。
ブロッコリー、スーパーにあったのの一回り大きいのが300円。
安くないけど、比較すれば安い。
大量仕入れでスーパーの方が安いんじゃなかったかい。
どうなってますでしょうか。
ほとんどの野菜は根津の八百屋さんの方がお安いのよ。
ヨーカドーさんよ。

そんなことよりも日本でなぜ軽減税率導入をためらう?
イギリスに住んでいた時は食品のほとんどはVAT(付加価値税、とりあえず消費税と同じと考えてください)ゼロよ。
通常商品は20%。
あの国でこうだから日本でも、という単純なことを申し立てる気はないけど、国税庁のホームページであれが難しい、これが困難、とできない理由ばかり並べられているのを見ると腹の底から怒りが湧いてくる。
イギリスでもこれはどうするあれはどうなん、という議論はあるけど、できてんだよ。
イギリス人にできて日本人にできないのはなぜだ。
イギリス人は英語が話せるからか?
理由にならん。
それと同じことしか国税は言ってない。
やれよ。
市場原理主義のイギリスでも軽減税率やってんだよ。
VATの逆進性については広く理解されてるんだよ。
絶対やれ。
基本食材についてはすべて税率ゼロにしろ。
これまでの5%もなしにしろ。
責任者は誰だ。
やっぱり安倍か。
このことについては暴走許すから、お前の一存で決めろ。
そのかわり他の暴走はやめろ。
それでチャラにしてやる。
アジフライも消費税ゼロだからな。

こういうとこでは20%のVATがかかります。
コベントガーデン、ロンドン。