近江町市場

本日の「ごちそうさん」。
ナチスドイツによるロンドン大空襲の時も避難先は同じところでした。

本題。
アカデミー賞はほぼ私の予想通り。
ケイト・ブランシェットの映画だけは見てないんだけど、そりゃないだろうがよ〜、というものはなかったですね。
よろしいんじゃないでしょうか。

ウクライナ情勢はただじゃすまんところまで行ってしまうんじゃないかと大変心配です。
金沢の一泊3600円のホテルでは調べ物も思うようにならず、どうしたものか。
私が心配しても仕方ないんだけど。
クリミア、ウクライナ東部で内戦になれば南北コーカサスにも理由はどうであれ影響が及ぶのではなかろうか。

とにかくおかしな姿勢でノートブックをいじっていても埒があかないんで、昨日は金沢の町を歩き倒すことに。
久しぶりにあんなに歩いたよ。
金沢何回か来てても行ったことないところって多いものよ。
旅先だと膝も何とか持ちこたえてくれるんです。

近江町市場に初めて行ったんだけど、あそこは小売りのお店が詰まっているところなのね。
下関の唐戸市場とは趣が全然違うわ。
おいしそうなものばっかし。
ボーッと眺めていたらまるで値札と違うことを言っているんだけど、あれはどうして?
値札は高めにつけといて、お得な買い物したって客を満足させる作戦?

「もうこれぜーんぶで1万円。持って行って」
「行けません」
「なんで?冷凍庫に入れとけばいくらでも保つよ」
「大きな段ボール一箱は入らんでしょう」
「入らんか。それならこれとこれは入れんようにするか」
「いやいや、お嬢さん(おばさんが私をお兄さんと呼ぶんだけど、どう見ても私の方が年上)の家の冷蔵庫ってどんなん?」
「5000円でどうよ」
「無理。それにそのふぐの一夜干し山口県産じゃん。俺下関だもん」
「それはおかしいねえ。そんならこれにするか。鯖の干物2枚」
「ふんふん」
はたはたの干物、鰯の丸干し(鯵よりでかい)、温泉カレイ、のど黒の一夜干し、鯖の干物、どれもこれもハンパない量。一月食えるな。
「5時前よ。安くしとき」
「3000円」
どうすりゃそんな値段になる。
まともに計算すれば6000円にはなるんじゃないの。
もうメチャクチャ。
重い重い。
干物を引きずりながら帰りましたよ。

11時に一度来て下交渉しといたのが幸いしたのか、不幸だったのか。
昼はですね、一度夕方のニュースで何故やっているのか分からない海鮮丼特集に出てくるのを死ぬまでに一度食べてみたかったんで、すごいのを食っちゃったよ。
3種盛りで2900円。
普段なら絶対食わん。
まずかったらおかしいでしょう。
ああ、おいしいなあ、なんだけど、これコストパフォーマンスはどうなんだろう。
釣り合っているのかしら。
ご飯が少なくて、3分で食い終わりましたよ。
上に乗っているのが多すぎるのよ。
お勧めするべきかどうか迷うなあ。

少なくて腹一杯じゃなかったんで、うどんも食っちゃた。
いなりうどん。
いなり寿司じゃなくて、油揚げとネギがのっかてるの。
どうして最後に出汁に砂糖をちょいと入れるかなあ。
あれがなきゃ最高にうまいと思うんだけど。

ホテルで佐々木さんと高城から「回転寿司に行くべし」とのメッセージがあったんで駅ビルの中のやや淋しめのお店へ。
いやもう、たまがった。
下関の回転寿司よりずっとおいしいよ。
調子に乗って一人なのにお銚子3本。
金沢で2キロ太ったな。
明日からまた腹たてなきゃなんないんで、ま、いいか。

これが3種盛り。

これがいなりうどん。