魔除けのニンニク

本日の「ごちそうさん」。
やっぱり手に職つけとかないと。

本題。
花粉に悩まされている私であるが、なんとか薬に頼らず、鼻水と縁を切ろうと絶賛努力中である。
そこで、やっぱりここはニンニクではないか、と診断してみた。
何か根拠があるのかと飛びついてくる人もいるかもしれないが、あるわけないでしょ。
刺激には刺激で対抗するという私の勘である。
生ニンニク、しかも青森産のみずみずしくもセクシーなドデスカデンと構えている一粒が史上最大のやつ。
中国産のは小さくてなんだかねえ。

ニンニクで花粉をやっつけると、おまけに精力もついてくる、匂いもついてくる、ドラキュラだって逃げるはず。
カツオの叩きを分厚い生ニンニクのスライスでサンドイッチしてバリバリ、ヌチャヌチャ食べると、もう何の味なのかわからない。
カツオである必要があるのだろうか。
豆腐でもいいんじゃなかろうか。
そうやって昨晩は私なりに戦ってみた。
ニンニクは嫌いじゃない、どころか大好きなんで、全くためらわない。
明日のことは明日のこと。
いや、明日は花粉も気にならない、はず。

う〜ん、寝ている時から口の中がニンニクの腐ったような香りで満たされていて猫だって近づかない。
自分でも臭くて寝られない。
やるな、俺。

よしっ!と6時に飛び起きて早速PCに向かう私はいきなり2発でかいくしゃみをかました。
あれ、眠い上に鼻が曲がる口臭、そこにくしゃみだ。
三重苦になってない?
またしても頭が重くて書くことが思いつかない。
仕方ないからこんなこと。
鼻水かみすぎて、鼻の下の肌が荒れてしまっている。

おまけに今思い出しましたよ。
今日は定期的に病院に行く日じゃん。
今回から新しい先生に替わるんだった。
嫌なやつだったらどうしよう。
「臭いですよ、大倉さん」
「これが普通です」
「じゃ、胃が腐ってますよ」
胃潰瘍ってことですか」
「いえ、胃が腐ってるんです」
「そんな病気聞いたことがありません」
「腸も腐ってるな」
「なんですかそれは」
「死んでるに近いってことです」
「あんた医者でしょ」
「それがなにか」
「てめー!」
なんてことになるんじゃないかな。

まずいなあ。
確かに今、胃が重いもんな。
すべてはニンニクのせいだ。
太陽も眩しかったから。
医者は納得しないよな。

あのね、花粉症はニンニク生で食べても治りませんよ。
私が皆さんのために今回特別に実験してみました。

5月のロンドン。
本来なら最高の季節なんだけど、去年は脳天が痺れるくらい寒かった。
友人宅にお世話になっていたときに散歩に行きました。
一面ニンニクの花で埋め尽くされていて感動したな。
ニンニクの花ってこんなに可憐なんですよ。
でもね、ニンニクの花言葉は「勇気と力」。
やっぱり昨日やったことは正しかったんじゃないかと思うんだけど。