匿名ブログ

朝からお騒がせしております。
経産省のキャリア官僚でいかれたブログを書いていたのは私、大倉でございます、という嘘を信じる人は誰もいないが、ばれちゃったんだよな〜。
どんなこと書いてたかは検索すればそのうち山のように出てくるんでしょうから、ここでは内容については触れません。
しかし、アンポンタンではある。

私が興味があるのは、どうしてばれるようなこと書くんだろう、がポイントではなくて、どうして書いちゃおと思ったかであります。

私がこのブログを書き始めるにあたり、匿名の謎に挑んでみようと考えたことは昨年の1月1日に書きました。
なぜみんなブログを匿名で書くのか。
今にしてみれば、会社で「君、野糞すんの」とか「なんでオリンピックに反対なんだよ」とか「フラフラしてんじゃねーぞ」とか言われるのが嫌なんだろうな、と想像できるんですが、本当に最初は理由がわからなかったんですよ。

あれ、今でもわかんないのか。

上記のようなことを私は書き続けているので、わかった気になっていただけだった。

私は現実世界とネット世界に私は大きな溝を感じておりません。
ですから、ネットで書くことは現実世界でも話しております。
それじゃあブログ書く意味ないじゃん、と思う人もいるのかもしれませんが、こんなこと考えたり、感じたりしてるんだけどさと私大倉はお伝えする手段を他に持っていないので、ブログを書こうと思い至ったのでございます。
で、匿名にする理由がどこにも見当たらないので本名にいたしました。
お前こんなこと書いたんでクビね、と言う上司もいないしね。
たまに親、妹から「嘘書くな」「ハゲネタはやめろ」と苦情がくるくらいです。
ちなみに私は嘘は書いていません。
少しだけ盛っているだけです。
ハゲネタは私のアイデンティティに関わることなのでやめません。

そんなわけで会社、組織にお勤めの方々は本当に言いたいことは現実世界では黙ってなきゃいけないので、匿名にしてブログに書いている、ということなんでしょうかね。
それはわかります。

わからないのは先日2チャンネルにアンポンタンを書き込んでいた方々の身元が割れて、「反省している」「本気じゃなかった」「つい面白くて」とおっしゃっていたようだけど、会社にいられなくなったらそう言うわな。
ばれなきゃあのまま続けていたわけですね。
2チャンネルという場が彼らにそんなことを書かせたのかもしれませんが、私がわからないのは本気じゃないことをなぜ書くのか、でありました。
そういう感性を持っていない私が阿呆なのかしら。

経産省の方は名前まで特定されてしまい、現在経産省が処分を検討しているらしいんだけど、どう判断するんでしょう。
本音だったのか、が問題なのか。
本音じゃなかったけど、書いちゃったのが問題なのか。
どちらなんでしょうね。
「お前これ本音で書いたのか」と追求するのかな。
本来匿名ということは、本名は秘守されるべきでありますから、暴いたやつが悪いということになるのかな。
プライバシーの侵害、てなことで。

どうも匿名、というよりブログでの呼び名やラジオネームというやつに未だに慣れない私であります。

どうなんだろう。
アンポンタン書いた経産省官僚は「本音だったので後悔してません」って言うのかな。
ずいぶんひどいこと書いてたみたいだけど、世の中いろんなこと考えている人がいるんだから、それはそれでかまわないんじゃないかしら。こちらも堂々と非難すればいいことだし。
「いや、もう嘘ばっかり書いてました」という方がおかしい気がするわ。

私の曾爺さんです。ネパールのバクタプルにいます。
もちろん嘘です。